アミューズ、山梨県富士河口湖町と『災害時等の応急活動への協力に関する協定』を締結
アミューズが、山梨県富士河口湖町と『災害時等の応急活動への協力に関する協定』を締結した。
アミューズは2021年7月に本社を山梨県 西湖に移転し、富士山麓を舞台に雄大な自然を全身で感じることのできる新たなミズアソビの提案として、足漕ぎカヤック“HOBIE”事業を行ってきた。HOBIEは転覆の可能性を限りなくゼロにした船体構造で、船体にある座席に着席し、足を前後に動かすことで推進することから、初心者でも簡単に操作することができ、安定性を保つことができるというもの。その操作の簡単さや安定性の高さから、日本各地に点在する有効活用可能な水辺、使われていないビーチなどの再生として、地域に根差したウォーターアクティビティ事業の構築を地域の事業者や団体と連携しながら展開している。
協定締結の背景として、湖畔周回道路が寸断された場合、陸の孤島と化してしまうことがある西湖の地域的特徴があるという。そこで、HOBIEを活用することで、物資運搬や人命輸送など湖上を利用した移動手段が確保され、災害時の安心・安全の向上が期待できるとした。今年6月にはHOBIEを活用して地元消防団と連携した物資運搬訓練を実施しており、訓練で使用した4人乗りの大型足漕ぎボード“ITREK FIESTA”は、面積が9.27平方メートルで、最大搭載重量は453.6kg。物資運搬や人命輸送における利便性の高さを認識されているとのこと。
アミューズは「常に水と接している我々だからこそ、災害時にも水辺の安心・安全を守りたいと考え、西湖の災害時の安心・安全の向上を目的に、HOBIEを災害時の応急活動に活用するための協定を富士河口湖町と締結いたしました。今後も、レジャーだけではない、「もしも」の時にも活躍できるよう、努めてまいります。」としている。
■アミューズオフィシャルサイト:https://www.amuse.co.jp/