日向坂46 山口陽世、平尾帆夏、藤嶌果歩……地方を盛り上げるメンバーがファン層拡大の鍵に

 日向坂46初の北海道出身メンバーとして、北海道への貢献が大いに期待されているのが四期生の藤嶌果歩だ。2023年には『179Q』(NHK北海道)にソロ出演すると、北海道・エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハム vs 福岡ソフトバンク戦でファーストピッチを務め、定番の「きつねダンス」と「わちゅごなダンス」を披露。公式ブログでは「大好きな北海道と大好きな日向坂を繋ぐ人になれるようにこれからも精一杯がんばりますのでこれからもよろしくお願いします」(※1)と綴っており、北海道と日向坂46をつなぐ架け橋としての活躍に期待が寄せられている。日向坂46単独ではまだ立ったことがない北海道の地で、ライブができる日を心待ちにしたい。

 広島県出身の竹内希来里は、ポルノグラフィティ×広島県のコラボプロジェクト「メッセージ to ひろしま」に、坂道グループからは櫻坂46の向井純葉とともに出演。2024年4月からは初のラジオ冠番組『日向坂46 竹内希来里の地元できらる』(テレビ新広島)がスタート。「地元・広島だからこそできること・やりたいことを追求し、広島の魅力を伝える」番組となっており、制服を着たり、地元の大学生と体操を踊ってみたり、様々な企画にチャレンジしている。四期生の地方出身者はすでに単独冠番組を持っているメンバーも多く、竹内は先に挙げた平尾のように自分の番組での発信が今後の仕事につながっていくことも大いにあるだろう。

 地方出身メンバーの活躍によって、徐々にではあるが地方でも日向坂46の名前は広がりつつある。日向坂46が全国で広く親しまれるためには地方のファンを巻き込みながらグループの輪を広げていかなければいけない。そのためには地方出身メンバーの活躍が鍵になっていきそうだ。

※1:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/56483

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