デコトラに囲まれるギャル5人組、f5veとは何者か 日本文化を世界に発信するトレンドセッターに
制作面に目を向けると、これまでリリースされた「Firetruck」「Lettuce」「Underground」、3曲全ての制作に、PinkPantheressなどの楽曲も手がける音楽プロデューサーのCount BaldorとBloodPop®︎という2人の世界的ヒットメーカーが一貫して携わっているのも、f5veの音楽的アイデンティティの一つであると言えるだろう。さらに、f5ve公式SNSアカウント（X、Instagram）が積極的にコメントへのリプライを送ってファンと交流したり、曲ごとのコンセプトに応じた斬新なプロモーションや英語圏のSNSユーザーに向けた発信を行ったりと、従来のJ-POPアーティストには見られなかったマーケティング方法も光る。
LDH JAPANと、カルヴィン・ハリス、ウィローなどを手掛けるThree Six Zeroがタッグを組み、今後f5veはアメリカを拠点に世界進出を目指していくという。この数年間じっくりと撒いてきた火種が燃え上がり始めた今、同じくらいの勢いでhi-5（f5veのファンダムネーム）の母数も拡大している。まだ彼女たちの楽曲を聴いたことがない人がいれば、まずは騙されたと思って「Underground」を聴いてみて欲しい。トレンドに乗るのではなく、K-POPやガールクラッシュでもなく、f5veは“日本”そのものに誇りを持った“Japaneseトレンドセッター”である――この意味がきっと理解できるはずだ。
※1：https://x.com/mmkemio/status/1812850092145000917
※2：https://x.com/mmkemio/status/1813194751752982572
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