A.B.C-Z 橋本良亮、新体制になり変化したマインド “3回目のデビュー”作への熱意

30代、現体制になり変化したこと 入所20周年の同期会を希望?

――ご自身のことも伺っていきましょう。普段は、どんな音楽を聴いているのですか?

橋本:その時によりますが、ハマったら1カ月間ずっとそのアーティストを飽きるまで聴くようなタイプなんです。カフェとかお店で流れている曲からインプットする感じかな。中古レコード屋さんの100円アナログ盤コーナーで、古いジャズのレコードをジャケ買いして聴くのも好き。あとは、落ち込んだ時やゆっくりしたい時は、カーペンターズやABBAを聴いたり。親が好きで小さい頃からずっと聴いてきたアーティストです。

――30代になって、心持ちは変わりましたか。

橋本:30代、意識はしていますよ。最近、自分の意見を言うようにしているのですが、それは30代というよりも、河合さんが抜けてから意識するようになったかな。5人の時は意見を言わず、あとから後悔することも多かった。最近は打ち合わせでも「僕はこれがいい」と言うようになりました。意見が通らなかったとしても、言えた自分を褒めたい。後悔がないっていいですよ。今までも言えばよかったな。みんな受け入れてくれるから、言いやすいですね。

――そして今年は、入所20周年です。

橋本:そうだ! 10歳で入ったから。同期はSnow Manのふっか(深澤辰哉)と、あべちゃん(阿部亮平)と、Hey! Say! JUMPの山ちゃん(山田涼介)。

――深澤さんに、「ジュニア時代は同期4人で六本木アマンドの前で待ち合わせをして、仕事場に行っていた」と聞きました。そして「いつもはっしーが迷子になる」と(笑)。

橋本:そうなんですよ(笑)。でも、僕以外はみんな携帯を持ってたんですよ。みんなはすぐに「どこ?」って確認できるけど、僕はみんながいないと探しに行くからすれ違っちゃう。同期がそんな昔の話をしてくれるのも嬉しいし、覚えてくれているのも嬉しいな。僕も忘れたことはないですけどね。20周年を機に、同期会やりたいなぁ。

――印象に残っている同期のエピソード、ありますか?

橋本:入所しているかしていないかくらいの時期に、初めて山ちゃんの家に遊びに行ったら、山ちゃんがずーっと堂本剛くんのドラマ『金田一少年の事件簿』を観ていて、本当にKinKi Kidsが好きなんだなと思った。だから山ちゃんが金田一一役に決まった時に「おめでとう!」と思ったし、夢って叶うんだと思いましたね。

――同期が4人ともデビューという夢を叶えているのもすごいですね。30歳の20年間って、人生のほとんどですよ。

橋本:ありがたいですよね。オーディションで100%受かる自信はあったけど、こんなに続けられるとは思ってなかったです。

――辞めようと思ったことはありますか。

橋本:めっちゃありますよ。シミュレーションは何回かしたこともあります。でも結局、好きなんだよな。死ぬまでに絶対にやりたいと思える何かができない限り辞めない。できても寂しくて辞められないかも。

――ということは……天職なのでは?

橋本:天職かどうか自分では決められないけど、続けられているということは、楽しんでいるということですよね。ファンのみなさんの前で歌ったり踊ったりしているのは、すごく楽しいし。

――A.B.C-Zじゃなかったら何をしていたと思いますか。

橋本:大工さんかな。父の仕事を継いで。

――仲間がいるというのも辞められない要因ですよね。

橋本:確かにね。メンバーだけでなく、いろいろな方に支えられて今がある。そう考えると、余計辞められない。うん、辞めないですよ。

――先ほど、河合さんが抜けてから自分の意見を言うようになったという話もありましたが、メンバーとの関係値って結成15年を越えて変わったところはありますか。

橋本:変わらない。ずっと同じテンションですかね。特別仲がいいわけでもないし、仕事のパートナーであって、仕事のパートナーだけではない、みたいな。でも、僕が15歳でA.B.C-Zに入った時は、みんなお兄ちゃん的な存在だったけど、今は同い年、同級生みたいな感覚です。

――1人ずつ聞いてもいいですか。戸塚さんはどんな存在でしょう。

橋本:とっつーは昔はお兄ちゃんだったのに、今は暴れる人(笑)。初見の人はびっくりするかもしれない。ファンのみなさんには奇行と言われることもあるけど、彼はただのロッカーです(笑)。

――五関さんはどうですか。

橋本:20歳の頃、舞台終わりに何を語り合うでもなく、毎日一緒にただ「うめーな」ってお寿司を食べていました。五関さんって誰ともご飯に行かない人なのに、僕が20歳になってからは「良亮に言われたら俺は行く」って言ってくれて。最近も、熊本のレギュラー番組で泊まりの時に、深い時間まで飲みました。めちゃくちゃ楽しかった。僕がメンバーの中で居やすいのは五関さんなんですけど、五関さんも居心地がいいと思ってくれてるのかな? そうなら嬉しいな。そのころも後輩じゃなくて、ちゃんとメンバーとして見てくれていたから、支払いはじゃんけん(笑)。対等に見てくれているのが嬉しかった。そこから変わってないですね。

――塚田さんは?

橋本:昔はアクロバットを教えてくれる体操のお兄さんだったけど、今は塚☆リカ(塚田がプロデュースするアイドル)の人(笑)。全力で応援しています。やりたいことをやるのが一番ですから。ボディビルしたり、マルチな人ですね。どこにでも対応できるから、羨ましいですよ。

――そんなメンバーたちに囲まれた橋本さんの、今後の目標を教えてください。

橋本:まずはこのシングルを出して、4人のA.B.C-Zとしていい状況を作りたい。個人的には、ソロライブをやりたいですね。ちょっと大人になった自分で、大人なライブをやりたいと思っています。

■リリース情報
『君じゃなきゃだめなんだ』
2024年6月5日(水)リリース
購入リンク:https://pony-canyon.lnk.to/kimijyanakya

・初回限定盤A
1,815円(税込)
【CD収録内容】
M1.君じゃなきゃだめなんだ
M2.Hallelujah
M3.Hallelujah-inst.-
【DVD収録内容】
「君じゃなきゃだめなんだ」 Music Video
「君じゃなきゃだめなんだ」 Dance Video
Making of Jacket & Music Video Shooting

・初回限定盤B
1,815円(税込)
【CD収録内容】
M1.君じゃなきゃだめなんだ
M2.One Way Blue
M3.One Way Blue-inst.-
【DVD収録内容】
バラエティ映像(仮)

・通常盤
1,210円(税込)
【CD収録内容】
M1.君じゃなきゃだめなんだ
M2.花束のステージ
M3.STELLA
M4.君じゃなきゃだめなんだ-inst.-
M5.花束のステージ-inst.-
M6.STELLA-inst.-

<予約購入先着特典>
・CD購入特典
【初回限定盤A】プリクラ風じゃなきゃだめなんだ ステッカー ver.A
【初回限定盤B】プリクラ風じゃなきゃだめなんだ ステッカー ver.B
【通常盤】プじゃなきゃだめなんだ プロマイド
※特典は数に限りあり。
※特典は一部取り扱いのないCDショップあり。
※ネット販売も、一部取り扱いのない場合あり。

Digital Album『BEST OF A.B.C-Z』
発売日:2024年5月1日
配信リンク:https://lnk.to/BEST_OF_ABCZ
【収録曲】
1. Za ABC~5stars~
2. ずっとLOVE
3. Twinkle Twinkle A.B.C-Z
4. Walking on Clouds
5. Never My Love
6. Legend Story
7. SPACE TRAVELERS
8. 花言葉
9. Begin again
10. Vanilla
11. 火花アディクション
12. Moonlight walker
13. Take a "5" Train
14. Reboot!!!
15. 終電を超えて〜Christmas Night
16. 忘年会!BOU!NEN!KAI!
17. JOYしたいキモチ
18. Black Sugar
19. DAN DAN Dance!!
20. チートタイム
21. 頑張れ、友よ!
22. Nothin’ but funky
23.夏と君のうた
24.幸あれ
25.Smiling Again
26.砂のグラス
27.ボクラ ~LOVE & PEACE~
28.Fantastic Ride
29.Lily-White
30.Shower Gate
31.Crazy Accel
32.サポーターズ
33.灯

■関連リンク
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A.B.C-Z公式YouTube:
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<衣装クレジット>
ブルゾン¥165,000、パンツ¥39,600
(tangenet/tangenet ︎mitsuruyoshiya@gmail.com)
ネックレス¥7,920
(ABISTE/アビステ ︎03-3401-7124)
その他スタイリスト私物

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