L'Arc~en~Ciel×ラウンドワン、SEKAI NO OWARI×富士急……ユニークなコラボ施策に見る親和性
2月22日より、L'Arc〜en〜Cielとラウンドワンがコラボキャンペーンを行っている。
この企画は、L'Arc〜en〜Cielの全国ツアー『ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND』の開催を記念したもの。「FOREVER」「NEXUS 4」といった曲名を冠したドリンク・フードの提供や、ボウリングやカラオケをお得に楽しめるコラボパックを利用するとプレゼントがあったり、店舗限定でカプセルトイの販売などを行っている。
なかでもファンにとって嬉しいのは、ダイバーシティ東京プラザ店と千日前店のみで行われているカラオケコラボルームだろう。部屋の壁面がL'Arc〜en〜Cielの写真になっており、メンバーがすぐ近くにいるような気分を味わえる。ファン同士で集まってバンドの曲を歌唱したり、ライブ映像を鑑賞したりしても楽しめるはずだ。さらにボウリングでも、投球後にバンドの映像が流れるという演出つき。ボウリングやカラオケで遊びながらL'Arc〜en〜Cielも堪能できる、ファンにとって一石二鳥のキャンペーンとなっている。
このように、アーティストとエンタメ施設がタッグを組んで、ユニークな企画を行う例は少なくない。直近では、SEKAI NO OWARIと富士急ハイランドのコラボレーションも挙げられる。
昨年7月、富士急ハイランドに新しいジェットコースター「ZOKKON」がオープンした。音楽と映像演出を楽しめるコースターとなっており、SEKAI NO OWARIは走行中に流れる楽曲「デッドエンド」と映像監修を手掛けている。「デッドエンド」は爽快感があり、コースターで風を浴びながら聴くのにぴったりの楽曲。さらに、楽曲の展開にあわせてバックしたり一時停止したりと、コースターとの連動も楽しめる。
この「デッドエンド」が3月13日リリースのアルバム『Nautilus』に収録されることを記念し、富士急ハイランドでは『SEKAI NO OWARI×富士急ハイランド ~ZOKKONにもっとゾッコンキャンペーン~』を2月29日よりスタート。コラボフリーパスの販売や、園内でのアルバム収録曲のパワープレイを行っている。SEKAI NO OWARIにとって、富士急ハイランドは何度もライブを行ってきた場所。過去のライブを思い返しながら楽しむファンも多いのではないだろうか。