TWS「plot twist」バイラルチャートイン デビューの心境ともリンクする爽やかな一曲

Viral Chart Focus

 Spotifyの「Daily Viral Songs(Japan)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top Songs」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたランキング。同チャートの2月7日付のTOP10は以下の通り。(※1)

1位:Christell「Dubidubidu (Chipi Chipi Chapa Chapa)」
2位:swetty「junkie」
3位:Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
4位:さとう。「3%」
5位:TWS「plot twist」
6位:ブレイバーン(CV:鈴村健一)「ババーンと推参!バーンブレイバーン」
7位:Blake Roman, Sam Haft, Andrew Underberg「Poison - Hazbin Hotel Original Soundtrack」
8位:Andrew Underberg, Sam Haft, Keith David, Blake Roman「Loser, Baby」
9位:YG Marley「Praise Jah In The Moonlight」
10位:Andrew Underberg, Sam Haft, Christian Borle, Amir Talai, Joel Perez「Stayed Gone」

 TikTokやYouTubeショートで世界的にネットミーム化しているChristell「Dubidubidu (Chipi Chipi Chapa Chapa)」が引き続き首位を獲得した今回のSpotifyバイラルチャート。2003年に南米チリでリリースされた一見意外な楽曲がトップをひた走るなか、今回も今注目すべき楽曲が並んでいる。

 「Dubidubidu (Chipi Chipi Chapa Chapa)」と同様、TikTokを中心にバズを巻き起こしているCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が3位にランクイン。全世界を集計対象としたグローバルバイラルチャートでも15位にチャートインしており、日本が牽引する大きなグローバルバズとなっている。また、7位、8位、10位にランクインしているAmazonプライムビデオ独占配信アニメ作品『ハズビン・ホテルへようこそ』の関連楽曲もグローバルバイラルチャートと連動したチャートインだ。パイロット版からの熱狂的なファンが多いこの作品。待ちに待った本編の配信開始に世界中が沸いていることが、チャートの動向からも透けて見える。ミュージカルシチュエーションコメディアニメなだけあって挿入歌が作品の重要な要素であり、注目度も非常に高いようだ。

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