ano

　初出場を飾るanoは「ちゅ、多様性。」のパフォーマンスのほかに、「ディズニー100周年スペシャルメドレー」内での「小さな世界」への出演、『有吉のお金発見 突撃！カネオくん』（NHK総合）のSPコラボと多くのステージに参加する。“あのちゃん”としてのタレント活動を筆頭にして、飛躍の年だったanoは、音楽活動を軸としながらも「心と身体は休まらなかった1年」だったと2023年を振り返る。来年したいことを聞かれたanoは、「焼けるという遊び」がしたいと抱負を語った。

NiziU

　4度目の出場となるNiziUは、2020年以来2度目となる「Make you happy」を披露。音合わせでは、客席からメンバーが登場し、司会の橋本環奈、浜辺美波（映像ではスタッフが代役を務めていた）との“縄跳びダンス”でのコラボも期待される。RIOは「縄跳びダンスをたくさんの方が愛してくださったので、お茶の間のみなさんも一緒にコタツに入りながら手だけでも振ってくださったり、お子さんもテレビの前で踊ってくれたら嬉しい」と呼びかける。2023年はNiziUにとって単独ツアー、韓国デビューとさらなる飛躍を遂げた年だった。MAKOは「世界に視野を向けるようになったというか、私たちの内面もですし、考え方も成長できた1年だった」と振り返り、MIIHIは「海外の多くのWithU（NiziUのファンの総称）のみなさんにもお会いしたいですし、まだ日本でもお会いできていないWithUのみなさんがいらっしゃると思うので、私たちの魅力をたくさんのファンの方にお見せできる1年にできたら」と来年の展望を語った。

郷ひろみ

　36回目と、今回最多出場となる郷ひろみは、「2億4千万の瞳～ブレイキンSP～」として、来年のパリオリンピックに新採用されたアクロバティックなダンス競技「ブレイキン」に挑戦する。パリオリンピック日本代表に内定している21歳のShigekixをはじめとする日本を代表するブレイクダンサーたち、振付にはDA PUMPのKENZOを迎えた豪華ステージだ。今年68歳を迎えた郷は「必死ですよ」と本音を漏らしながらも、「彼らが楽しんでいるのを見て、僕も楽しまなきゃいけないと思った」とダンサーのパフォーマンス、そしてブレイキンへのチャレンジが大きな刺激になっているようだ。

天童よしみ

　天童よしみは、大阪から生中継で「道頓堀人情」を披露する。今年は阪神タイガースが38年ぶりの日本一に輝き、大阪が大きな盛り上がりを見せた年。阪神タイガースをこよなく愛する、オール阪神・巨人、ココリコの遠藤章造、さらには阪神タイガースのマスコットのトラッキー・ラッキー・キー太が参加し、関西出身の天童が38年前にリリースした「道頓堀人情」の歌唱を盛り上げる。天童は38年前という奇跡の一致に「深い繋がりがある。私は嬉しくてたまらないです」と笑みを見せつつ、「みなさんが元気になれるように、盛り上げていきたいと思っております」とアピールした。

Superfly

　Superflyは、2010年度NHKのサッカーテーマソングとなった「タマシイレボリューション」を歌唱する。2023年、越智志帆は喉の不調からライブやイベント出演をキャンセル。今回の『紅白』はファンの前で歌う久々のステージとなる。「タマシイレボリューション」の選曲について、「かなり激しく、会場を一つにしたいなと思っています。まるでコンサート会場に来ているかのような雰囲気を出せたら」と当日のパフォーマンスを想像しながら、「ライブ感を大切に、来年のツアーに繋げたい」と『Superfly Arena Tour 2024 “Heat Wave”』への足掛かりにすることを誓った。

LE SSERAFIM

　2年連続での出場となるLE SSERAFIMは、「UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers) -Japanese ver.-」をパフォーマンスする。今年は日本デビュー、日本を巡る単独ツアーと国内での活動も活発だった5人。SAKURA（サクラ）は「私たちのことを知ってくださる方がいらっしゃるんじゃないかと思いますし、お茶の間のみなさんに少しでも私たちの魅力が届けられたらと思います」と手応えを滲ませる。KAZUHA（カズハ）は「FEARLESS」「ANTIFRAGILE」「UNFORGIVEN」と強い女性像を体現した楽曲をリリースしてきたLE SSERAFIMが、「Perfect Night」という可愛らしい一面を見せることができたと今年1年を振り返った。今回、来日して日本で食べたものを聞かれたHONG EUNCHAE（ホン・ウンチェ）は、隣にいるSAKURAの顔を見つめながら「冬ということもありまして、日本に来てコンビニのおでんを毎日のように買っては食べています。とても美味しかったです」とコメント。さらに好きな具材を聞かれると、SAKURAが笑みを見せながら「大根らしいです」と代わりに通訳をしていた。