Kis-My-Ft2 藤ヶ谷太輔なりの可愛がられ方 香取慎吾との再会で改めて“1人SMAP制覇”を目指す

「稲垣さん、どこにいらっしゃいますか? 稲垣さ〜ん、会いたい(笑)」

 Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、稲垣吾郎に向けてラブコールを送ったのは、12月2日オンエアのラジオ『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送)での一幕だ。この日の放送は、11月17日に収録されたものだと切り出した藤ヶ谷。その前日は『ベストヒット歌謡祭2023』(日本テレビ系)の生放送だったこともあり、番組では舞台裏トークで盛り上がった。

 まず「すごいなと思った」と語らずにはいられなかったのが、なにわ男子・大橋和也の人懐っこさ。大橋といえば、「プリン食べすぎてお尻プリンプリン!」の自己紹介でおなじみの愛されキャラだが、この日楽屋前の廊下で見つけたけん玉を手に「お疲れ様です! これけん玉ってできるんですか?」とKis-My-Ft2の楽屋に入ってきたというのだ。

 そのけん玉はどうやら、Kis-My-Ft2のYouTubeショート動画を撮影するために用意されたもののようだが、詳しくは知らされていなかった様子。「誰やるの?」と戸惑うKis-My-Ft2メンバーたちにも動じることなく、大橋は「外に置いてありましたよ。ここ座っていいですか?」と自然に溶け込み、1時間半ほど話し込んだと思ったら「僕リハーサルあるので帰ります」と、にこやかに立ち去ったと振り返る。

 そんな大橋に「めっちゃカワイイのよ、みんな心鷲掴みにされた」という藤ヶ谷とメンバーたち。だが、よくよく考えるとすごいことだという話になったそうだ。10歳ほど年上の、しかも面識はあるけれど深く話したこともない間柄の先輩の楽屋に、あれほどフレンドリーに入っていくことができるだろうかと。藤ヶ谷で置き換えてみると、年齢的にV6の楽屋に単独でけん玉ひとつ手に「お疲れ様です!」と入っていくようなものだとし、なかなかできないことだと感心する。

 たしかに、大橋のような距離感で先輩の楽屋を訪問する藤ヶ谷の姿は想像できないが、藤ヶ谷は藤ヶ谷ならではの形で先輩から可愛がられてきた。その筆頭とも言えるのが、SMAPだった。木村拓哉とは行きつけのジュエリーショップで買い物をしたり、中居正広とはゴルフに出かけたり、草彅剛からデニムをプレゼントされたりと、これまでもいくつものエピソードが語られている。

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