IMP.始動から3カ月、「SWITCHing」は未来への道標に? リミックス&MVに見る可能性
IMP.のリミックスリリースも、原曲と異なるイメージを表現するところは同じだが、後者においては非常にユニークである。そもそも「SWITCHing」が夜のバイブスなので、リミックス版はあえて「デイタイム」に向かっていった。「early Remix」はリバーブの効いた清涼感のある内容に仕上がっており、「day Remix」は原曲よりもさらにアグレッシブなサウンドが鳴っている。
主観的な見方かもしれないが、クラブ側から見た時に、「デイタイム」はライブハウスのイベントやフェスティバルを指すケースが多い。したがってそのように考えてゆくと、IMP.が目指す舞台のひとつにフェスがあると解釈できる。世界規模で見ても、BTSのJ-HOPEやTOMORROW X TOGETHERがアメリカの音楽フェス『ロラパルーザ』に出演するなど、ボーイズグループが大規模音楽フェスのラインナップに抜擢されるケースはある。
「SWITCHing」を含め、IMP.はまだ3曲しかリリースしていないが、それでもそのポテンシャルにはスケールの大きな未来が見えやしないか。彼らがどこかの音楽フェスのステージに立ったとしても、筆者個人の感覚では驚きはない。少なくともIMP.の周りで起きている現象からは、その物語に正当性が感じられる。
3曲すべてに本編MVに付随して「Dance Practice ver.」と題された動画が公開されているが、そのバージョンも含めて、「SWITCHing」は最も具体的に彼らの未来を想像できた。そして、そのインパクトは、今後もますます広がり続けるだろう。
IMP.の1stシングル『CRUISIN'/IMP.』は、11月8日にリリースされる予定だ。
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