TOMORROW X TOGETHER、“少年の決意”と“青春”を描いたアルバム『The Name Chapter: FREEFALL』発売記念ショーケースレポ
続いて記者からの質疑応答では、タイトル曲についてHUENINGKAIが「現実を直視する少年の気持ちを、拳を握る振り付けで表現しました」、TAEHYUNが「滑降のイメージなのでサウンドの疾走感、走るような振り付け、ダイナミックな動線移動を入れてポイントにしています」と答えた。チャレンジ動画の話題では、お手本としてBEOMGYUがテーブルの前に出て、あらためてサビのダンスを披露した。
また、「これからコラボしたいアーティストは?」と聞かれると、TAEHYUNはジャスティン・ビーバー、BEOMGYUはポスト・マローンの名前を挙げ、YEONJUNは「もっと大きな会場でより多くのMOA(ファンの呼称)の皆さんが集まるなかでステージをしたいです」「夢は大きいほうがいいと言われていますので、『Billboard Hot 100』にランクインしたいなと思います。やればできます!」と今後の展望を笑顔で話した。すると、司会者から「ランクインしました、リアクションをお願いします!」とリアクションを振られると、声を上げたり、口元を押さえたりと、少し恥ずかしそうにはにかみながらもすぐに反応するメンバーたち。HUENINGKAIが「いいですね!」と持ち前の明るさを見せ、会場を和ませた。
海外でも受け入れられている理由については、TAEHYUNとHUENINGKAIが「誰もが経験する成長痛というコンセプトを共有しているから」と冷静に分析している様子も。TOMORROW X TOGETHERらしい音楽のジャンルを聞かれると、YEONJUNが「青春の眩しい瞬間をロックにして伝えた時、最も僕たちが輝くのではないかと思います」と具体的なジャンルを挙げたあと、TAEHYUNが「どんな話をし、どう説得力を持って伝えるかが先だと思っています」と、これまでにさまざまなジャンルにチャレンジしてきた経験をもとに、どんなジャンルの曲でも大丈夫なのだという自信を窺わせる。BEOMGYUも「TOMORROW X TOGETHERがひとつのジャンルになるように頑張ります」と付け加えた。
質疑応答が終わると、最後にリーダーのSOOBINが記者たちへの感謝と共に、「僕たちは、いつも僕たちの音楽にプライドを持っています。そのなかで今回のアルバムは最高のアルバムだと自信を持って言えるように準備しました」「日常でたまに開きたくなる、記憶に残るアルバムになればいいなと思います」とコメントしてくれた。自分たちが積み上げてきたことへの自信と、それゆえの未来への目標や希望が言葉の端々から伝わるショーケースとなった。