草彅剛、『ブギウギ』羽鳥善一役との共通点はどんな時も“明るく”音楽と共に歩む姿にある? 毎日の朝を照らす存在への期待
そのなかで、草彅が放つ“明るさ”は、まるでカーテンの隙間から溢れる陽の光のようだ。なんだかいい一日が始まりそうだ……そんな心が軽く弾むような温かな明るさ。その雰囲気が朝ドラを明るく照らしてくれるのではないだろうか。
最近の草彅といえば、今作『ブギウギ』以外にも12月9日から開幕する主演舞台『シラの恋文』に、今年冬に放送予定の主演ドラマ『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(NHK総合・BS4K)、そして2024年に公開予定の主演映画『碁盤斬り』と大忙し。
芝居が好きなことで有名な草彅だが、さすがに「休みをくれ」と言わずにはいられなかった様子だったと、“親友”の香取慎吾が上野樹里のラジオ『Juri’s Favorite Note』(JFN)にゲスト出演した際に語っていた。しかし、そんな疲れを一切見せることなく真摯に、そして楽しく役に向き合っているように見えるのも、草彅の持つ“明るさ”だとつくづく思うのだ。
『ブギウギ』は大阪のスタジオで収録されているため、連日撮影のために新幹線で移動している草彅。その近況を報告しながらも「新幹線ってすごいよね」「ヤバくないっすか、新幹線って!」と言い、笑い出すあたりも実に彼らしいところ。
スタッフから「急にどうした?」なんてツッコミのテロップを受けながらも、「ずっとこのペースで走ってるな、ヤベえな、みたいな感じ」「ずっと線路を引いたんでしょ?」と聞くと、“たしかに”と思わずにはいられない。
平和で、便利で、誰もが安心して音楽を楽しめる世界。つい当たり前になってしまって、そのありがたさを忘れてしまいがちな私たちに、きっと草彅はこの新幹線の話のように、羽鳥善一の役を通じて、あらためて気づかせてくれるのではないだろうか。それも、思わずほほえみたくなる明るさと共に。10月2日スタートの『ブギウギ』をはじめ、今年から来年にかけては草彅作品の豊作シーズンと言えそうだ。良質な作品と草彅の名演技の掛け合わせに、まさに〈心ズキズキ ワクワク〉だ。
※1:https://mdpr.jp/drama/detail/3940520
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