『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』、8月蘇我&9月ひたちなかの2回開催に 先行報道に対する抗議も

 『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』の開催が発表された。

 2000年に茨城県・ひたちなかで始まった『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』は、来年2024年に25周年を迎える。これを記念し、千葉県・蘇我に加えて、ひたちなかでも開催することとなる。

 千葉市蘇我スポーツ公園での開催は2024年8月第1週および第2週の5日間(詳細日程は後日発表)、国営ひたち海浜公園での開催は『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA』と題し、9月14日、15日、21日、22日、23日の5日間を予定。ひたちなかでの開催は「GRASS STAGE」のみの1ステージでの開催とのこと。

 なお、この公式発表に先立ち、NHK水戸放送局が昨日8月9日に『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』がひたちなかでも開催される方向で最終調整されていると報道した(※1)。これに対し、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』の総合プロデューサー・渋谷陽一は、同日にイベントのオフィシャルサイトで「NHK水戸放送局のロック・イン・ジャパン2024 ひたちなか開催の報道について、私たちは強く抗議します。」と題した抗議文を発表(※2)。多くの関係者の協力のもと、長い時間をかけて悲願だったという周年でのひたちなかでのフェス開催のプロジェクトを進めてきたとのことで、「何度もNHKには開催発表を公式と揃えることをお願いしましたが、全く聞いてもらえませんでした」「公式と同時に発表し、開催を祝ってほしい。僕の望みはそれだけです。そんなに緊急性のあるニュースなんでしょうか?確かに話題にはなるでしょう、でも本当にフェスを盛り上げるなら同時発表の祝祭感を作って欲しかった」「何度もリークはやめて欲しいとお願いしましたが、叶いませんでした」「あの蘇我の終演時にビジョンでひたちなか開催を発表する時の高揚感、それだけを楽しみに頑張ってきました」などと説明し、「こんなことが来年開催の障害にならないように、頑張って対処します」とコメントしていた。

 そして本日8月10日、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』の発表を予定していた日程よりも前倒しで発表。さらに、放送直前にNHK水戸市局に送ったという2通のメール文面を公開した(※3)。NHK水戸市局からの返信も併せて公開するつもりとのことだが、「現段階で返信はいただけておりません。仕方ないのでこちらから送った2通のみを先行して公開します」「今後返信があり次第、そちらも公開させていただきます」としている。

※1:https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230809/1070021806.html
※2:https://rijfes.jp/2023/message/1901/
※3:https://rijfes.jp/2023/message/1905/

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