内田雄馬、アーティストデビュー5周年 さまざまな場面で輝くタレント性と音楽的挑戦

聴きなじみの良さと多彩さを両立する楽曲群

内田雄馬「Before Dawn」MUSIC VIDEO(Short ver.)
内田雄馬「Over」MUSIC VIDEO (Short ver.)

 これまで内田がアーティストとしてリリースしてきた楽曲は40曲近くに及ぶが、その楽曲はさまざまなタイプに分けられる。例えばデビュー曲となった「NEW WORLD」や「Before Dawn」「Comin' Back」といった楽曲はロック&ポップなアレンジメントが主体となった楽曲で、「Over」「BRIGHT SIGN」はギターサウンドが前面となったロックテイストな楽曲だ。

内田雄馬「Can you keep a secret ?」Easy Listening Clip
内田雄馬「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」MUSIC VIDEO

 1stアルバム収録の「Can you keep a secert?」や、2ndアルバム収録の「equal」はR&B~ソウルな雰囲気を持った楽曲、「ERROR」「DNA」はクラブサウンドからの影響が強い楽曲、「Mirror」「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」はファンクやシティポップのニュアンスを色濃く感じ取れる。

 男性・女性関わらず、声優楽曲というと“J-POP的”アレンジが中心となりがちで、誰もが楽しめ、聴きなじみの良い楽曲が揃うことが多い。そんな中にあって、聴きなじみの良さを残しつつ、さまざまなサウンドアレンジ・質感に挑んでいるのが内田のディスコグラフィ。ライブで歌って踊り、観客を魅了するだけでなく、音楽的挑戦と表現で、“内田雄馬”というタレントを多彩に見せている。

 声優としての活躍はもちろん、シンガーとして発表された楽曲もポップさとバラエティ豊かさを両立した楽曲をリリースしつづけ、ファンから大きな支持を受けて今ではアリーナ会場でのライブも公演するほどの存在感を放っている。

 そんな内田の最新アルバム『Y』が、2023年11月29日にリリースされることが発表された。肉が好きな彼らしく「いい肉の日」に発売ということもあり、ファンは大盛り上がりで、ひとつアクセントを置いた感触に彼らしさを感じずにはいられない。

内田雄馬、アーティストデビュー5年の軌跡が凝縮された初の武道館公演 客席と一体になって楽しむライブに

11月12日、13日に内田雄馬にとって初となる武道館公演『YUMA UCHIDA LIVE 2022 Gratz! / your…

内田雄馬、≠ME、小倉唯、浪江女子発組合 キングレコード2月リリースの注目作品レビュー

キングレコードの情報発信メディア「KING RECORDS TODAY」で掲載中の【KING RECORDS MONTHLY R…

関連記事