Cö shu Nie、多面的な表現スタイルでバンドシーンに残す爪痕 「no future」は中毒性と破壊力に溢れた新曲に

 リリースに伴い公開されたメンバーの新ビジュアルは、多様なバンドのスタイルを表現したものだという。多様なバンドのスタイルといえば、今年4月28日に観た『A cöshutic Nie Vol.3 in Billboard Live TOKYO and OSAKA』ビルボードライブ東京公演のことを思い出す。ピアニストとドラマーを迎えた4人編成でステージに臨んだCö shu Nieは、ジャズのアプローチを取り入れた、普段とは一味違うアンサンブルを披露。同時に、曲によってはエレキギターやエレキベースを思いっきり歪ませ、日本のライブハウスで育ったロックバンドのアイデンティティを痛快に響かせた。このライブを通じて私たち観客は、みずみずしく伸びやかな中村のボーカルも、松本駿介(Ba)のリズミカルなベースラインも、それぞれの楽曲もまだまだ可能性を秘めていると実感したのだった。また、中村が「みんなで歌いたいと思って作った曲なんです」と伝えた「gray」や、2022年に発表された楽曲「青春にして已む」ではシンガロングが発生。2020年に始まった『A cöshutic Nie』は、Cö shu Nieにとって長かったコロナ禍を共に歩んできたライブシリーズでもある。3年越しの声出し解禁に場内は感慨に包まれた。

Cö shu Nie – ice melt (Live at Billboard Live TOKYO)

 今夏には国内有数の大型アニメフェス『Animelo Summer Live 2023 -AXEL-』に出演するほか、初の海外フェス出演も決定。さらに、9月には全国9都市を巡るライブハウスツアー『Cö shu Nie Live Tour 2023-unbreakable summer-』を開催するCö shu Nie。国内外の巨大フェスで2人の音楽はどんな爪痕を残すのか、そして「no future」の歌詞とリンクする“終わらない夏”というワードを冠したワンマンツアーではどのような世界観が繰り広げられるのか、期待がかかる。

Cö shu Nie「no future」

■リリース情報
Cö shu Nie
デジタルシングル「no future」
6月28日(水)配信

ダウンロード/ストリーミング
https://smar.lnk.to/ZZUIGb

■全国ツアー情報
『Cö shu Nie Live Tour 2023-unbreakable summer-』

2023年9月1日(金)
【宮城県】仙台Rensa
OPEN/18:00 START/19:00
スタンディング ¥5,500(tax in)

2023年9月3日(日)
【北海道】札幌ペニーレーン24
OPEN/16:00 START/17:00
スタンディング ¥5,500(tax in)

2023年9月9日(土)
【大阪府】Zepp Namba
OPEN/16:00 START/17:00
全席指定 ¥6,600(tax in)

2023年9月10日(日)
【愛知県】Zepp Nagoya
OPEN/16:00 START/17:00
全席指定 ¥6,600(tax in)

2023年9月21日(木)
【福岡県】BEAT STATION
OPEN/18:00 START/19:00
スタンディング ¥5,500(tax in)

2023年9月22日(金)
【広島県】広島Live Space Reed
OPEN/18:00 START/19:00
スタンディング ¥5,500(tax in)

2023年9月24日(日)
【徳島県】club GRINDHOUSE
OPEN/16:00 START/17:00
スタンディング ¥5,500(tax in)

2023年9月29日(金)
【新潟県】GOLDEN PIGS RED
OPEN/18:00 START/19:00
スタンディング ¥5,500(tax in)

2023年9月30日(土)
【東京都】Zepp DiverCity
OPEN/16:00 START/17:00
全席指定 ¥6,600(tax in)

公式サイト

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