稲垣吾郎&草彅剛&香取慎吾、新しい地図の3人による柔軟な音楽活動 「新しいワルイコ合唱団」名義でのリリースから考える

 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が出演する子ども向け番組『ワルイコあつまれ』(NHK Eテレ)にて1年間歌われてきたダンスソング「ワルイコソーラン」が、5月17日より配信リリースされた。

 この曲は、SDGsマインドを育む歌を月替わりで放送しているNHK Eテレの教育バラエティー番組『みんなのうた~ひろがれ!いろとりどり』で“5月のうた”に抜擢され、SDGsのターゲットとなっている農業、酪農業、漁業などの一次産業を営む人々も音楽に合わせて踊る姿が放送された。

 これまで「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)を通じて国内外のあらゆる課題に対する支援を行なったり、チャリティーソング「雨あがりのステップ」の売上金額をパラスポーツ応援のために寄付したりと、様々な形で人々の意識をつないできた彼ら。SDGsという大きな目標についても、楽しく「ワルイコソーラン」を踊りながら、多くの人が考えていくきっかけを作ってくれることだろう。

新しい地図 - 雨あがりのステップ

 一方で注目したいのは、この曲を歌う彼らの“新しいワルイコ合唱団”というアーティスト名だ。かねてより「“新しい地図”はグループ名ではない」と話してきた3人。新しい地図を広げた2017年より、3人で歌うオリジナルソングは着実に増えてきたが、“新しい地図”名義は初めてシングルリリースした2017年の「72」と、先述した「雨あがりのステップ」くらいだ。

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