メンバーの揺るぎない信頼関係を感じる場面も随所に

　調理シーンでもメンバー同士の関係性が窺えるやりとりに注目が集まった。小瀧望がジャガイモをむく場面で、ビニール手袋をしているため思ったように皮がむけず「もっときれいにむきたい！」という小瀧に、藤井は「性格的にはな」とコメント。何気ない会話からもデビュー前からプライベートでも交流のあるツインタワーコンビの関係性を感じる場面だった。

　また関西ジャニーズJr.時代にユニットを組んでいた中間と桐山の“B.A.D.コンビ”の間でも調理を終えた中間が「これで照史はわかってくれるはず」「頼りになるからね」「やっぱり手際が良い」と料理好きの桐山を頼りにしているようなコメントを残すと、桐山もカレーを味見し「ウマいやん」と長年バディを組んだ2人ならではの阿吽の呼吸を見せた。

　筆者が特に印象的だったのは待機部屋で待つメンバーを気遣った小瀧が、誰に言われることもなくさりげなく待機部屋に向かった場面だ。ここでもグループの絆の強さと対応力を感じることができた。出来上がった料理を食べる場面では、味に対して重岡が「無人島にこれしかなかったらご馳走」という気の利いたワードで表現するなど終始笑いの絶えない空間であった。

　チャンネル開設当初はYouTube動画らしく、15分程度の動画が多かったものの、次第に7人のノリの良さで長尺になっているのもまた、彼ららしい。今後もリレークッキングの続編や、開設初期にアップされたドライブ・旅企画など、7人の関係性が伝わる企画を楽しみにしたい。