乃木坂46 秋元真夏、約3年間で築いたキャプテンとしての功績 優しさとシビアな視点で後輩を導く存在に
バラエティタレントとしての才能
卒業後は芸能活動を続けることを明らかにしている秋元。すでにバラエティではグループ随一の活躍を見せており、タレントとして一本化することになればその勢いはさらに増していくことは確実だ。的確なコメント力だけでなく、『FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜』(フジテレビ系)での「悪い顔ニュース(悪い顔選手権)」のようなバラエティ的センス、昨年大きな話題となった始球式でのあざとさと愛嬌を兼ね備えた天性のアイドル力も持ち合わせている。目標の一つとして掲げている、バナナマンとの共演もすぐに実現するだろう。
“最後“の1期生になった齋藤飛鳥と秋元真夏
卒業コンサートは2月26日に横浜アリーナにて開催。2月22日から行われる『11th YEAR BIRTHDAY LIVE』のDAY5にあたり、横浜アリーナは秋元と縁深い松村沙友理や生田絵梨花の卒業コンサートが開かれた場所でもある。昨年の大晦日でグループを旅立った齋藤飛鳥の卒業コンサートがいまだアナウンスされていない中での開催という異例の状況だが、どちらが最後の1期生なのかが曖昧な、「“最後”を2人で分けあった」という秋元の感覚を聞いて納得がいった。齋藤が『第73回NHK紅白歌合戦』のステージで伝えていた「乃木坂46っていいなと思ってもらえるように」という思いは当然秋元にも共通している。そんな最後の1期生たちの思いを継承しながら、乃木坂46の新たなフェーズが始まろうとしている。