森本慎太郎、持ち前の明るさでグループを照らす存在に SixTONESの2023年リーダー就任に寄せて

 さて、1月10日に南波志帆がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミュージックライン』(NHK-FM)に森本が単独出演。4日に発売になったばかりのアルバム『声』についてをメインに、様々なトークを展開した。「Boom-Pow-Wow!」について、ファンとのコールアンドレスポンス的要素もあり、歌唱している側もテンションが上がる曲だと紹介し、「アレンジを加える度にメンバー同士でテンションが上がっていた」など、メンバーのエピソードを交えながら語った。また、激しめの曲はジェシーと森本、バラードは松村北斗や京本大我が牽引と、メンバーの個性にも言及。南波から称賛の声が寄せられると、謙虚な姿勢で返答する場面も。

 このほか、プライベートエピソードもたっぷり。太陽の素晴らしさを熱弁していたのだが、自然を相手に様々な挑戦をしてきただけに並々ならぬ説得力があった。また、月1で鶏ガラスープを取っていることも語られたが、以前ラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)でも、業務用フライヤーを購入したことを告白。そんな森本の豪快でスケールの大きなエピソードには、毎回驚きと笑い、そして心がスカッとするような清々しさをもたらしてくれる。

 思いやり、情熱、クリエイティブ……一連の姿からはそんなキーワードが浮かんだ。情に厚いだけではなく、キャリアによって養われたであろう感覚を使い、実行力が伴っているのも森本の魅力の一つ。

 グループにソロにと多忙な彼らだけに、“グループのリーダー”として仕事をする場面は思いのほか少ないかもしれないが、森本の持つ太陽のような明るさとパワーによって2023年のSixTONESがどんな活動をみせるのか、いまから楽しみだ。

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