乃木坂46“ぴょんぴょん世代”、卯年に飛躍を目指す 伊藤理々杏&柴田柚菜&矢久保美緒&池田瑛紗&中西アルノが迎えた成人式
乃木坂46の新成人メンバーが、1月6日に乃木神社にて成人式を行なった。今年成人式に登場したのは、3期生から伊藤理々杏、4期生から柴田柚菜、矢久保美緒、5期生から池田瑛紗、中西アルノの5名。4期生の掛橋沙耶香は、怪我の治療のため、欠席となった。
メンバー5名は、神主と共に鳥居をくぐり、境内の石畳を歩いて本殿へ移動。祈祷を終え、絵馬に願い事を綴った彼女たちはフォトセッション後に、乃木會館にて囲み取材を行なった。
歴代の先輩メンバーが参加してきた毎年恒例の成人式。今年は乃木神社の創建から100年という記念すべき年でもある。成人式を迎えた心境を伊藤は、「こうして無事に20歳を迎え、この場に立つことができて本当に幸せですし、頼もしい後輩ちゃんたちと一緒にいれて嬉しいです」とコメントし、左右にいる後輩メンバーたちと笑い合う。
着用する艶やかな振袖にはメンバーそれぞれの思いが詰まっている。沖縄県出身の伊藤は、3期生の同期に相談し、「沖縄の海が想像できるこの青がいいんじゃないか」という理由から青の着物を選んだという。落ち着いた色合いで、伝統的な和柄の着物に憧れて緑を選んだ池田は、自身のサイリウムカラーの一色でもあることを説明。また、柴田、矢久保、中西は赤を基調とした着物でありながらも、柄や着付けによって印象もまた違って見える。中西は2019年1月に成人式に参加した齋藤飛鳥の写真を見て、「私、成人式に出る時は絶対に赤の振袖を着よう」と決めていたという。
2022年は、29thシングル曲「Actually…」でセンターに抜擢された中西。「去年は与えていただいたものでいっぱいいっぱいで、自分以外には全く余裕がありませんでした。メンバーのことだったり、乃木坂46のファンのことだったり、もっと周りを見られるような人間になりたいなと思います」とこれからの目標を話しながら、尊敬する齋藤について「私のことだけでなく、ずっと乃木坂46全体のことを気にかけてくださる方で、私がセンターになった時も、『抜擢センターって、プレッシャーもかかるよね』と、何度も声をかけてくださったり、何かあるとそばにいてくださいました」と、ともに過ごした期間での思い出を大切そうに振り返っていた。
絵馬には、伊藤がオーディションの頃から言い続けてきた言葉である「より多くの人を幸せにできますように」、昨年は考えすぎて一つひとつのことを楽しむことができなかったという理由から柴田が「今、たのしむ」、矢久保が卯年と乃木坂46にもかかっていることわざの「うさぎの登り坂」、昨年は至らない点を感じたという池田は「強くなりたい 乃木坂46にふさわしいように」、中西は大人になっても大切にしたいという思いから「童心も大切に」と、それぞれ祈願している。