OCTPATH、『THme dome』で届けた深い愛情 さらなる飛躍を誓ったファンミーティングレポ

 12月23日、ボーイズグループ・OCTPATHがファンミーティングイベント『OCTPATH 3rd FANMEETING  THme dome』を立川ステージガーデンで昼夜2公演開催した。本稿では夜公演の模様をレポートする。

 今回の『THme dome』というタイトルはスノードームに由来し、“永遠の今“という意味があるという。自分が残したい景色、素敵だと思う景色をガラスの中に閉じ込めるスノードーム。THme (OCTPATHのファンネーム)がOCTPATHにとってのスノードームであり、この日のステージがTHmeにとってスノードームにしたい景色になるように、という想いが込められており、それに応えるように多くのTHmeがうちわやペンライトやフラッグを手に会場を訪れた。

 クリスマスイブ前日ということもあり、ステージ中央に大きなツリー、周りにはたくさんの大きなプレゼントボックスが置かれたクリスマスムード一色のキュートなセットが組まれている。登場したメンバーそれぞれにスポットが当たり名前が大きく映し出されると、メンバーカラーのペンライトが客席を埋め尽くし熱量が上がっていく。

 7人がツリーの下に集まり始まったこの日の一曲目は「Like」だ。「最高の一日にしましょう!」とメンバーがシャウトすると、客席も ペンライトやフラッグでその声に応える。パーティの幕開けにぴったりのフレッシュで明るい一曲だ。キュートな表情を見せつつ、高いスキルを活かしたフォーメーションダンスは見事に揃っており、チームワークの良さを感じさせる。

 続いては「Bump」。打って変わってクールなダンスナンバーだ。ハイトーンのボーカルやバク宙といった個々のスキルも光り、暗めのライティングが激しいダンスに映える。対照的な一曲を持ってくることで、多彩な表現力を見せた。

 キラキラとした表情で会場の端から端まで見渡し、配信カメラにも大きく手を振る。「会えて嬉しい!」「全力で楽しませたい」「最高なクリスマスにしましょう!」とTHmeに会えた喜びを爆発させた自己紹介とあいさつがあり、ファンミーティングならではの企画コーナーへ。事前にTwitterで募集した「クリスマスにしてほしいこと」を一人ひとりがボックスから引き、リクエストや質問に応える企画にチャレンジした。

 太田駿静は「倍速ダンス」を引き、完璧なパフォーマンスを見せ、会場は大盛り上がり。その流れで全員がチャレンジすることになり、苦戦するメンバー、綺麗に踊り切るメンバーとそれぞれのキュートな表情を楽しめる時間となった。「ステージ上でケーキとチキンを食べてほしい」というリクエストを引いたのは海帆。ワイルドにチキンを食べる様子をメンバーに求められるなど、仲の良さを感じさせる。四谷真佑が引いた「うさ耳つけて」というリクエストには、メンバー全員で応えることに。うさ耳カチューシャをつけ各々がポーズを取ると、客席からは思わず「かわいい……」の声がこぼれた。

 THmeへの深い愛情を感じさせたのは、小堀が引いた「今年一番嬉しかったことを得意な絵で表して」というリクエスト。栗田は今年2月11日に行われた初めてのファンミーティングでTHmeと出会ったことやライブなどを挙げ、海帆も「この景色やな」とポツリと呟く。リクエストに応えた小堀柊も、2月のファンミーティングで誕生日を祝ってもらったシーンを描いた。

 最後に高橋わたるが引いたリクエストは「OCTPATHとTHmeで写真を撮りたい」というもの。壇上からステージと客席を撮影し、思い出深い景色を写真におさめた。

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