OCTPATH、賑やかなトークと圧巻のパフォーマンス　メンバーとの強い絆とTHmeへの感謝伝える

　『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の元練習生 太田駿静、海帆、栗田航兵、古瀬直輝、小堀柊、高橋わたる、冬馬、四谷真佑の8名によって結成されたボーイズグループ・OCTPATHが、6月15日に2ndシングル『Perfect』を発売。前日の6月14日、都内でリリース記念イベントを開催した。

　会場には、LINE MUSICで「Perfect」を888回再生したTHme（OCTPATHのファンネーム）の中から選ばれた100人が来場。各々うちわやペンライトなどを手に静かな熱気が溢れる中、四谷、栗田、小堀、太田、古瀬、海帆の6人がMVでも着用した衣装で登場した。

　恒例の自己紹介で笑顔を見せるが、リリースイベントならではの近い距離感にメンバーもファンも緊張している様子。「吉本興業！」のコールと共に一緒に手を振り上げる“気合入れ”をTHmeと一緒に行うと、ようやく会場が和やかな空気に変わった。

　続いてTHmeから集められた質問に答えるトークコーナーへ。曲名にちなんで「隣に座っているメンバーのPerfectなところ」が語られた。海帆は「（古瀬は）メンバーを一番よく見ているんですよね。細部まで理解している」、古瀬は「（太田は）自分にすごくストイックなところかな。全然問題なくても『もっと出来たな』って一人で言っていて。だからこそ成長してる」、太田は「（小堀は）何に対しても器用やなって。羨ましいなって思う。俺にはないところやし」、小堀は「（栗田は）気配り上手で、気が効くところがPerfect。さっきもビハインドのカメラを回してインタビューしてくれたりして緊張がほぐれて……ありがたい存在だなって」、栗田は「最近思ったんだけど、（四谷）真佑くんって甘えやすい。ちょっと好きなんよ。めっちゃ一緒におりたくなる」、四谷は「（海帆は）ギャップ。普段のほんわかしてるところからのパフォーマンスだったり……恋しちゃってる人も多いんじゃないですか？」と、全員が終始嬉しそうな表情を見せ、仲の良さを感じさせる時間となった。

　そして世界的振付師Kiel Tutinによる振付でも話題になり、「Perfect」のMVでも披露された“OKダンス”を、古瀬がレクチャー。THmeも完璧に振りを覚えると、「盛り上がっていきましょう！」と客席に語りかけ、ついに新曲「Perfect」がお披露目となった。

　イントロが始まると、トークコーナーで見せたわちゃわちゃとした雰囲気から一変。明るい笑顔やクールな表情を織り交ぜ、チームワーク抜群のフォーメーションダンス、キレのいいラップ、確かな歌唱力とその実力を見せつける。OCTPATHの魅力が詰まった圧巻のパフォーマンスに、THmeの“OKダンス“も相まって、会場が一体となった。

　最後はそれぞれがTHmeへの感謝の思いを語る。栗田は、この日急遽欠席となった高橋わたると療養中の冬馬を応援しているTHmeにも触れ、「僕たちも8人でみんなの前に立ちたいので、待っててほしいなと思います。今日は6人だったけど、冬馬くんとわたるくん見えたよね？　俺らも一緒にステージに立ってたので、見えて当たり前です！」と絆の強さをアピールし、「こうやって会えるのってめちゃめちゃ幸せやな、って。今アイドルなんていっぱいいるやん。こんな中からOCTPATHに出会ってくれたこと、すごいことやなと思う」と、THmeと会えた喜びを爆発させた。

　7月にはファンミーティングが開催、また8月には『SUMMER SONIC 2022』への出演が決定するなど、OCTPATHの勢いは加速するばかり。今年の夏は彼らから目が離せない。