『星野源のおんがくこうろん』最終回は世界の音楽を変えた日本製リズムマシン“808”を特集　開発責任者が貴重な秘話を明かす

　星野源がホストをつとめる音楽教養番組『星野源のおんがくこうろん シーズン2』（NHK Eテレ）最終回となる第8回が12月24日に放送される。

　今回のテーマは「世界の音楽を変えたジャパニーズマシン 808」。音楽家ではなく、数々の名曲を生み出した日本製のリズムマシン『TR-808（てぃーあーるはちまるはち 通称「やおや」）』を取り上げる。1980年に発売された808は、特徴的な電子音が耳に残る、“一度聴くと癖になる”リズムマシンとして一世を風靡。マイケル・ジャクソン「Beat It」、ホイットニー・ヒューストン「I Wanna Dance With Somebody」、アッシャー「Yeah! feat. Lil’ Jon & Ludacris」、サイボトロン「Clear」など、ジャンルを横断して世界中の大ヒット曲にそのサウンドが使われてきた。今回はその革新的な“音”で世界の音楽シーンに絶大な影響を与えた808を掘り下げる。

　番組には、808をこよなく愛するラヴァーがインタビューゲストとして出演。アフリカ・バンバータやニュー・オーダーを手がけたプロデューサー、アーサー・ベイカーが808の魅力を熱く語る。さらに、1980年に発売された808の開発責任者である菊本忠男が40年以上前の貴重な開発秘話を明かす。

■番組情報
『星野源のおんがくこうろん シーズン2 第8回「世界の音楽を変えたジャパニーズマシン 808」』
本放送 12月24日（土）午後9:00～9:30 Eテレ
再放送 12月31日（土）午前0:00～0:30 Eテレ ※金曜深夜
出演：星野源／林田理沙アナウンサー
かいせついん トシかいせついん（大和田俊之）／ヨシかいせついん（高橋芳朗）
インタビュー出演 アーサー・ベイカー（音楽プロデューサー）