TREASURE、ENHYPEN、Stray KidsらK-POP新興勢力が続々ドーム公演開催 止まらぬ韓国グループ人気とコロナ禍以降の快進撃

 去る11月29日・30日に行われ、大盛況で幕を閉じた『2022 MAMA AWARDS』。日本で行われた今年は『MAMA』史上初めての2日間の開催であったが、京セラドームは両日大きな盛り上がりを見せた。

 2022年はすでに終わりに差し掛かっているにもかかわらず、まだまだ今年のK-POPの熱は冷めることはない。すでに11月に大きなコンサートを行ったグループもいるが、それらや『MAMA』の盛り上がりに続くように、12月、そして2023年初めも多くのアーティストの来日公演が決定している。

 Stray Kidsは、日本初のドーム公演決定を11月に発表。今年の夏に開催された『Stray Kids 2nd World Tour "MANIAC" in JAPAN』のアンコール公演として、2月にさいたまスーパーアリーナで2日間、そして日本では初となるドーム公演を京セラドーム大阪で2日間の全4公演を行う予定だ。

  日本のみならず世界中で人気のStray Kids。特別ファンでなくても、TikTokをはじめとする様々なSNSで「CASE 143」のカバーダンス動画を見かけて曲を知っている人は多いのではないだろうか。3RACHA(メンバーのバンチャン、チャンビン、ハンの3人で構成されるプロデュースチーム)が作り続けるキャッチーで耳に残りやすく、クールな楽曲を、ラップ・ボーカル・ダンスの3拍子が揃ったメンバー8名で完成させる。

 そんな彼らは2020年の日本デビュー以降、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)や『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)をはじめとする日本の音楽番組に出演を重ね、その度にファンを増やしてきた。12月14日には『2022 FNS歌謡祭 第2夜』(フジテレビ系)への出演も控えているが、こうした全力の活動を経て、日本でもドーム公演を行うまでの人気に上り詰めている。

 今年の日本公演に続いて2023年のコンサートを発表したのはStray Kidsだけではない。オーディション番組『I-LAND』から誕生したENHYPENも、2023年の追加公演が決定。

 ワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ‘MANIFESTO’' in JAPAN』は、愛知・大阪・神奈川の3都市にてアリーナクラスの会場で6公演を行った。今回の追加公演は、京セラドーム大阪2日間で約10万人(推定)の動員を見込んでいる。

 オーディション番組当時からメキメキと実力を伸ばす様子を見せてきたENHYPENの7人が、この短期間で大きくパワーアップ。『I-LAND』放送時から、ビジュアルやスキルの高さ、そして日本人参加者の登場によって国内で大きな話題を呼んでいたが、デビュー後も活動の勢いだけでなく、努力を止めることを知らない彼らがドーム公演を決定したのは、当然のことなのかもしれない。

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