齊藤京子&上村ひなの、アスリート集団=日向坂46を代表する運動音痴コンビ アイドルとして認め合う相思相愛な関係性

 そんな中でも8thシングル曲「月と星が踊るMidnight」の話になると、「京子さんがセンターと聞いて、めちゃくちゃ嬉しくて」と上村から思いを伝えた。それを聞いた齊藤は「メンバーが言ってくれるのが嬉しい。もっとアイドルを頑張ろうって思えますね」「私はいつか、ひなのちゃんの(表題曲)センターが見たすぎて。『何度でも何度でも』(上村がセンターを務めた6thシングルカップリング曲)がめっちゃ好きなので、私が運営の立場だったら、ひなのちゃんは絶対センターにしたいメンバーです。いつか交代できたら」と語り、単純に上村が好きというだけではなく、上村のアイドルとしての素質を信頼していることが窺い知れた。

日向坂46 『何度でも何度でも』

 2人の共通点は運動音痴なこともあるが、アイドルとしての自分を常に追求しているストイックな人でもあるということだ。上村は以前、『ひなあい』の大喜利企画でフリップを出すタイミングを間違え、前室で泣いている姿を若林が目撃したことがあったり、『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演した際も、アイドルとしての立ち位置を真剣に若林に相談していた。今回のラジオでも「趣味を秘密にしたいタイプ」だと言っていたが、これも魅力的なアイドルであろうとするゆえなのかもしれない。そんな妥協のない上村だからこそ、歌やパフォーマンスにストイックな齊藤と気が合い、互いを認め合える関係性になっているのかもしれない。運動音痴であることも、齊藤はクールなパフォーマンスとのギャップに、上村はおっとりした可愛らしさに繋がっており、最終的にいい形で笑いを生み出している。

 今後、この2人がバラエティで新しい話題や流れを作っていく名物コンビになっていくかもしれない。

※1:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/22647?ima=0000&link=ROBO004&cd=member

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