Tani Yuuki、幅広い世代を魅了する理由とは? 蔦谷好位置、片寄涼太、天月-あまつき-、足立佳奈……著名人のコメントから紐解く
思わず口ずさみたくなる抜けの良いメロディ、ふくよかな歌声、優しく寄り添いながらも強い決意を感じさせるような歌詞で、幅広い聴き手から支持を集めているシンガーソングライター・Tani Yuuki。「Myra」「W/X/Y」といった代表曲をはじめ、持ち前のポップさで多数の楽曲がロングヒットを続けているほか、様々なアーティストへの楽曲提供でも才能を発揮している。
今回はそんなTani Yuukiに向けて、交友のある9名のミュージシャンからコメントが寄せられた。これを読むことで、彼の音楽性や人間性の魅力をたっぷりと知ることができるだろう。さらに末尾には、リアルサウンドでもTani Yuukiにインタビューしてきた音楽ライター・荻原梓によるコラムも掲載。楽曲やMVと合わせて、ぜひ楽しんで読んでほしい。(編集部)
蔦谷好位置
Taniくんを最初に認識したのは「Myra」で、その後「W/X/Y」で立て続けにヒット曲を出したことで、より気になる存在になっていました。
初めて話したのはKERENMIの楽曲「ふぞろい feat. Tani Yuuki & ひとみ from あたらよ」に参加してもらうためのオンライン打ち合わせでしたが、そのすぐ後にあたらよのライブで初顔合わせ。その後レコーディングを経て、あたらよのひとみさんと一緒に打ち上げで鮨を食うという仲にまで進展しました(笑)。
Taniくんの作詞作曲センスはもちろんですが、色気のある歌声が本当に好きです。独特なリズムを持った素晴らしいシンガーソングライターなので、これからの楽曲もとても楽しみにしています。
足立佳奈
Taniくんとは仕事でご一緒したのがきっかけで友達になったんですけど、とにかく優しくて、何より言葉遣いが綺麗! 心が滲み出ているなと会うたびに思います。
初めてTaniくんのライブにお邪魔した時、“アーティスト・Tani Yuuki”のすごさを思い知りました。高音の美しい響きでド直球に人の心に響かせられるパワー、そして低音の優しさで会場を包み込むパワーを感じました。そんな歌声と、クセになる歌詞の韻の踏み方、メロディにただただ圧倒させられました。痺れましたね。
その時から、いつか一緒に曲を作りたいと思っていたんですが、今年の6月に「ゆらりふたり」という曲でコラボできて、こんなにも早く念願叶って嬉しかったです。Taniくんはやっぱり歌詞の中でも優しさいっぱいでしたね。女性の私からすると「悔しい!」と思えるほど(笑)。
これからもどこまでもカッコ良く、優しいTaniくんでいてください!
天月-あまつき-
もともとTaniさんは、僕自身が楽曲をカバーさせていただいた流れで、番組で共演したのが初めての出会いでした。僕からしたら非常に恐縮ではあるのですが、昔から聴いていただけていたというのもあり、とてもお話ししやすかったです……!
ご本人から溢れる優しさも相まってか、現代の繊細な若者に刺さる温かいサウンドやメロディを持ち合わせています。何よりも口ずさみたくなるようなキャッチーな歌詞の世界観が非常に好きで、良い意味で個々の年齢・性別を指定しないことが多く、だからこそ幅広い層にも愛されているのではないでしょうか。
まだまだ世に放たれたばかりの素晴らしい才能だと思うので、一層これからの活動が楽しみです!
Anly
彼の生み出す音楽は、綺麗な湧き水のようだなと感じます。または、休日のカーテンを揺らす優しい風かな。混沌とした世界を生きる私たちの心の奥にある、失ってはいけない感情を真っ直ぐ楽曲にしてくれているように思いました。
「W/X/Y」のメロディが「もう一度」に組み込まれていたりと、自分の楽曲に対してしっかり愛情を注いでいるなぁと、同じ作詞作曲する身として、両曲を聴くたびに温かい気持ちになります。
実際お会いして、お話しした時に感じた柔らかい雰囲気がそのまま楽曲にも滲み出ていて、それがリスナーに伝わり安心感を与えているんじゃないかなと思います。この先も、Tani Yuuki節の効いた素敵な曲を私たちに届けてください。