新しい地図と日本財団による基金『LOVE POCKET FUND』、令和4年8月大雨被害にかかわる5団体5事業への支援を発表

 新しい地図と日本財団が協働で運営する基金『LOVE POCKET FUND』(愛のポケット基金)の新たな支援先が決定した。

 令和4年8月3日からの大雨により北陸や東北をはじめとした広い範囲で被害が生まれており、またその後も台風や大雨等による被害が全国で発生している。今回の令和4年8月大雨は、被災地域が広範囲であったため、土砂を家屋から掻き出す活動や、重機等を使った流木の撤去等の活動をはじめ、コロナ禍の影響によりボランティアの受け入れが一部制限されていることなどから、復旧にも困難な状況が続いており、今後は被災地域内において、被災地域住民による復興支援も必要となっている。

 今回は、被災した地域の復興支援として5団体5事業へ各100万円、合計500万円の支援を決定。今回支援を決定した5団体は、被災地域の地元の3団体と災害専門の2団体となっており、それぞれ土砂撤去や浸水家屋への処置などの緊急支援や、被災地域の復興に向けて長期的に必要となる住民同士の繋がっていくためのサロン活動や相談会等、地域に寄り添った支援を行っていく。

■支援先詳細
1:小岩内地区復興委員会
※新潟県村上市小岩内地区の団体
新潟県村上市 サロンの開催 、 土砂撤去
(1) 民家敷地内の土砂撤去
(2) 今後の地域の復興に関する会議の開催
(3)サロンの開催 等

2:チームこのへん
※石川県小松市の団体
石川県小松市 ボランティア受入れ、浸水家屋の応急処置
(1)浸水被害エリアの応急処置(床下泥出し・乾
燥 、 壁 撤 去 等 )
(2)温泉旅館の仮復旧(床、壁等の仮復旧等)
(3)一般ボランティアの受入れ 等

3:一般社団法人防災ジャパン
※福井県の団体
福井県勝山市、南越前町 サロンの開催 、 家屋再生講習会の開催
(1) 重機及び大工ニーズ等のマッチング
(2) 家屋再生に関わる講習会開催の調整
(3)サロン活動及び看護師による健康相談会の開催 等

4:被災地NGO恊働センター
※災害専門団体
石川県小松市等サロンの開催、浸水家屋の応急処置
(1)被災家屋に対する床剥がし・壁剥がし等作業
(2) 地域住民向けサロンの開催
(3)浸水被害対応講習会及び制度相談会の実施 等

5:いわて NPO災害支援ネットワーク
※災害専門団体
岩手県一戸町、秋田県五城
目町、青森県弘前市等
浸水家屋の応急処置
(1)浸水被害家屋への応急処置(床下乾燥、断熱材撤去等 )
(2) 浸水被害対応講習会の実施
(3) 活動報告会等

■LOVE POCKET FUND 公式サイト:https://love-pocket-fund.jp/index.html#youto

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