諏訪ななか、一歩前へと踏み出す活動 声優・アーティストとして見せる表現の広がり
『ラブライブ!サンシャイン!!』の劇中ユニット・Aqoursの松浦果南役として知られる、声優・諏訪ななかが、自身の誕生日である11月2日にニューシングル『Fine Days』をリリース。表題曲は、自身がケイト・スターヴェン役として出演する、TVアニメ『新米錬金術師の店舗経営』(TOKYO MXほか)エンディングテーマとして好評の楽曲。爽やかな風が吹き抜けるような、明るく前向きな楽曲となっており、MVではピンクのベレー帽をかぶった彼女が、イチゴを摘んだりブランコに乗ったり、思わず笑みがこぼれてしまう、可愛らしい映像に仕上がっている。諏訪ななかの活動、魅力、人となりに迫る。
田中聖奈、七海綾香、鶴来零との“うるめいつジュニア”や高林大旗とのユニット“Supreme Daydream”としての活動を経て、2016年に『ラブライブ!サンシャイン!!』の松浦果南役として、本格的に声優活動をスタートさせた諏訪ななか。同時に劇中ユニットAqoursのメンバーとして活動し、グループ内ユニットのAZALEAにも所属する。
9人のメンバーが有り余るほどの個性を発揮するAqoursにおいて、諏訪が演じる松浦果南は、いい意味で“普通”で、グループ内ではニュートラルな存在だ。他のメンバーが個性豊かなだけに、逆に“普通”なのが目立つという見方もできる。諏訪自身も我を押し通すようなタイプではなく、おとなしい雰囲気ではあるものの、存在感には実に華がある。写真集『7ct -Nanacarat-』、『諏訪ななかフォトブック すわわんだーらんど ~Happily ever after~』では可愛らしさとミステリアスさの両面が引き出され、フォトジェニックとしての魅力にも注目が集まる。
普段は控えめな諏訪だが、その英語力の高さでたびたび注目を集める。高校で外国語科、英語劇部に所属した経験から英語が堪能で、イベントや海外公演では英語力を発揮し、メンバーに頼られる存在となる。