Snow Man、Travis Japan、SixTONES……次世代ジャニーズ×ハイブランドコラボはなぜ続く?
Snow Manがティファニーの日本アンバサダーに起用され、10月25日には同ブランド公式LINEにて彼らが出演するスペシャル動画が公開された。
近年、ハイブランドのアンバサダーとして様々な次世代アーティストが起用されており、K-POPからは「第63回グラミー賞」で韓国人アーティストとして初ノミネートを成し遂げたBTSが、2021年4月にルイ・ヴィトンの新アンバサダーに就任。同年11月に行われた『アメリカン・ミュージック・アワード2021』ではアジア初の受賞となる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を含めた3冠を達成し、メンバー全員がルイ・ヴィトンのスーツ姿で登場したことも話題を集めた。女性グループも同様に、BLACKPINKは全メンバーがハイブランドのアンバサダーとして起用されるなど、アーティストとハイブランドのコラボレーションは盛んだ。
その流れを汲むかのように、ジャニーズ事務所所属アーティストの起用も続いている。Snow Manのラウールは、2020年にクリスチャン・ディオールの新作『ディオール アディクト ステラー ハロ シャイン』というリップスティックシリーズとのコラボレーションに抜擢。Snow Manの楽曲「KISSIN’ MY LIPS」でもリップを強調する仕草が取り入れられた。
ラウールといえば、今年6月のパリ・コレクションで「Yohji Yamamoto POUR HOMME SPRING SUMMER 2023 COLLECTION」のランウェイモデルを務めた。これまでにもファッション誌『MEN'S NON-NO』に隔月で登場するなど、190センチの長身を活かしてモデルとしても活躍する。『GQ Japan』のサイト上で公開されているSnow Man×ティファニーの動画は、新作のアイコンジュエリーの中から華奢なネックレスと煌びやかなピアスをつけたラウールからスタート。ほっそりと引き締まったフェイスライン、首の長さを感じる黒のタートルネックに華奢なチェーンが映える。前髪を上げ、モノクロで映し出されたその姿は性別を超越するような美しさがある。そんなジェンダーレスな雰囲気を纏ったラウールの雰囲気を残しつつ、深澤辰哉、佐久間大介と続く。彼らの武器であるダンスをベースにしながら、黒、ネイビー、白とシンプルな衣装をまとい、ジュエリーで“飾る”ことの魅力や楽しさを体現している。