King & Prince 岸優太、いかなる場でも笑いを起こす自然体の姿 誕生日を前に共演者からの愛されっぷりを振り返る
9月29日に27歳の誕生日を迎える、King & Princeの岸優太。グループでの活躍はもちろんだが、最近では単独でもバラエティ番組に出演する機会が増えている。そこで今回は、直近の番組出演を踏まえながら岸のバラエティでの活躍ぶりを振り返ってみたい。
『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)9月1日の放送回で「グルメチキンレース ゴチになります!23」に初登場した岸。ナインティナインの矢部浩之から「正直出にくかったでしょ?」と聞かれると、「正直なんか……温まりきってない感じは否めないですけど……」と素直に答え、この一言で冒頭からスタジオは笑いが起こっていた。
番組では岸のプロフィールから食遍歴に触れ、熱い食べ物は冷まさずに食べる、という食のこだわりを披露した。「ゴチレース」が始まると、レギュラー出演するNEWSの増田貴久が、大きなエビフライを口に含んでカメラ目線を決める。すると、それについて感想を聞かれた岸は「ちょっとお腹いっぱいになってきましたね……脂だいぶ乗ってました」とコメント。飾らない素直な言葉がなんとも岸らしい。
続いて岸の試食へ。自身がチョイスしたアワビのリゾットと共に、熱々のコンソメスープが特別に運ばれる。前述の「熱いものを熱々のまま食べる」というこだわりを受けてのサービスで、岸はその言葉通り熱がることもなくスプーンを口に運び、余裕の表情をみせる。ところがリゾットを食す際に、“フッフッフフフ”と冷ますそぶりをみせ、矢部が「フーフーしてるやん!」と即座に指摘すると、増田も「タイム、タイム」と、共演者が口々にツッコミ。矢部は「あのフリはお笑い芸人のフリ方」、岡村隆史も「勉強になるわ」とコメントし、芸人も舌を巻く展開に。
芸人つながりで言えば、9月13日放送の『バナナサンド』(TBS系)にも岸がゲスト出演した。バナナマン、サンドウィッチマン、アンタッチャブル、錦鯉というベテランのお笑い芸人コンビに囲まれての登場となった。
同番組では、「ハモリにつられるな!ハモリ我慢ゲーム」に挑戦。後ろで待機するコーラス隊の盛大なハモリにつられないように主メロを歌い上げるという本企画。バナナマン 設楽統からグループ内での歌唱力について聞かれると、岸は「問答無用に1番です」と即答し、「今日はきれいに決めて」と意気込む。錦鯉 長谷川雅紀による“のりのりまさのりダンス”でエールを受けると、「お願いします、いいんですか?」と低姿勢。長谷川のダンスを正面で浴びた岸はお礼を伝えつつ「うわっすごい! どうリアクションしていいか」とコメントに悩んだ様子をみせ、スタジオではひと笑い。今度は岸も“きしきしダンス”を披露する流れになると、バラエティ向けの表情をつけながら、滑らかに体を動かしたダンスを即興で踊ってみせた。
本題のハモリ企画の挑戦では、岸はKinKi Kidsの「硝子の少年」をリクエスト。先輩の大ヒットソングであり、「ジャニーズJr.の登竜門みたいな曲で、十何年歌ってるといっても過言ではない」と自信たっぷりに挑んだが、コーラス隊が参加するサビから「溺れた」と言っていたように音程が不安定に。続いてリクエストした「フラワー」も、サビ前までは持ち前の伸びやかな歌声で気持ちよさそうに歌っていたものの、サビからは不安定になり、芸人総出でツッコミを入れられる事態に。