新しい地図、キャイ~ン、EXIT、みちょぱ……深まる『ななにー』ファミリーの絆 8人だけの穏やかな時間
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のレギュラー番組『7.2 新しい別の窓』(ABEMA、※以下『ななにー』)で、すっかり欠かせない存在となったキャイ~ン、EXIT(兼近大樹、りんたろー。)、みちょぱ(池田美優)。9月4日にオンエアされた#54では、久しぶりに全員で『レギュラートーク』が繰り広げられ、改めて『ななにー』ファミリーの雰囲気の良さを感じることができた。
これまでレギュラー陣によるトークが展開されるのは、稲垣、草なぎ、香取がライブ用の衣装に着替えるなど、次のコーナーの準備のために離席した時間、いわゆる「つなぎ」と呼ばれる場面が多かった。以前は、このつなぎの時間をなるべく短くするように、3人が急いで着替えて戻ってくる様子もあったが、最近はそんな素振りがなくなったのもレギュラー陣への安心感の表れだろう。
9月の #ななにー ありがとうございました!!先月参加できなかったので久しぶりでしたが楽しかったです🫶🏾2枚目再チャレンジしようとしたらまたバレたのでみんなで撮りました📸笑#今月の吾郎さん pic.twitter.com/mvAaKubHeH
— みちょぱ(池田美優) (@michopaaaaa) September 4, 2022
この日も、ウド鈴木が「トシちゃん(田原俊彦)に憧れてこの世界に入った」という話で場が温まったところで、まったく慌てることなく「始まってるの?」と席につく3人。「始まってますよ」と笑いながら答えるレギュラー陣の掛け合いも楽しい。なんだか、いつものたまり場にフラッとやって来たかのような雰囲気。そして観ているこちらも、その一員として3人を待っていたような気持ちになる。
最近は『控え室トーク』として、3人とレギュラー陣とが総当りで順番に対話していたのも、関係性が深まっていった理由かもしれない。8月27日に『24時間テレビ45』(日本テレビ系)で兼近がチャリティーランナーとして挑戦した100キロマラソンについて話題が移っても、以前から聞いていた話として自然と盛り上がる。
「めちゃくちゃカッコよかった、最後まで笑顔で」と、兼近の走りのみならずりんたろー。が見守る姿までしっかりチェックしていた稲垣。「僕も走ったことあるんで、すごい気持ちがわかった。急に(感情が)押し寄せてくるときあるんだよね」と『27時間テレビ』で100キロマラソンを経験したことから、予想外のタイミングで急に涙ぐんだ兼近に共感を寄せる草なぎ。そして「オンエア1ミリも観てない! あ、もう走ったんだって」と、ありのままに話す香取。
そんな3人の素直すぎるリアクションに兼近もつい本音が飛び出す。かねてより『24時間テレビ』を、むしろ批判的に観ていたという兼近。そんな自分が走るからこそ、より多くの人がチャリティーに関心を持ってくれるのではないかと考え、感動的な演出よりもボケたがりな自分らしさを一切曲げずに挑んだという。
しかし、途中でジュースを飲んでサボってみせるなど、様々なボケのシチュエーションを作ったのだが、オンエアではすべてカットされてしまったと吐露。「一番キツかったのは(ボケないでほしいと注意された)インタビューでした」とボケてみせると、みちょぱから「やめなさい(笑)!」と、すかさずツッコミが入る場面も。そうした小気味良いやり取りが観られるのも、長く共演してきたからこそだろう。
加えて、りんたろー。にボケのメモを渡していたことも明かされる。例えば「セグウェイに乗って走り出そうとする」といったボケのために「セグウェイを用意してほしい」など、大掛かりな仕込みも頼んでいたという。それについてどう思っていたのかと聞かれたりんたろー。も、思わず「マジでだりぃと思って!」と飾らない感想で笑いを誘うのだった。