TAIKING×土屋太鳳とのコラボやYONCEのライブ出演も Suchmos、活動休止から各メンバー修行期間の現在

 2021年2月3日、バンドのオフィシャルサイトにて「俺たちSuchmosは、修行の時期を迎えるため、バンド活動を一時休止します。」という言葉の掲載とともに活動休止期間に入っているSuchmos(※1)。あれから一年半が経過し、メンバーそれぞれはソロであったり、時に他のメンバーと混じり合いながら、各々の活動を深めている。

 表立ったところでソロ活動を積極的に行っているのは、Suchmosのギターを担当しているTAIKINGであろう。Suchmosの前身バンドであり、HSU(Ba)とOK(Dr)と共に結成したIvoryではボーカルを担当していたTAIKING。ソロ活動では改めて自身がボーカルをとって、コンスタントに楽曲を発表している。本記事を執筆している段階ではすでにEPとシングル曲を合わせて9曲をリリース。また、2022年9月7日には、土屋太鳳とのコラボ楽曲のリリースも決定している。さらに、藤井風やRADWIMPSのライブにもサポートギタリストとして参加するなど、その活動は多岐に渡っている。

 また、Suchmosの鍵盤を担当しているTAIHEIは、2022年2月から鍵盤、トランペット、ウッドベースからなる3人編成のドラムレスバンド、賽(SAI)を結成。楽曲リリースやライブなど、精力的な活動を行っている。賽はジャズが軸になる音楽性のバンドだが、ブルースやクラシックといったジャンルも取り入れており、TAIHEIがもともと持っていたグルーヴの良さが、このバンドの活動でさらに研ぎ澄まされている。

 SuchmosのボーカルであるYONCEは活動休止直後は表立った活動を控えていた印象だが、今年に入りRyohuの「One Way」にフィーチャリングゲストとして参加。久々にマイクをとり、クールかつホットな、YONCEらしい歌声を披露し話題を呼んだ。また、前述したTAIKINGとダンサーであるJyunkiが共同プロデュースで行うイベント『CONNECTION FES 2022』にも、YONCEの出演が発表されており、TAIKINGバンドのゲストボーカルとして歌唱することが予定されている。

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