SixTONES 京本大我、田中樹、髙地優吾……相次ぐ舞台での活躍 それぞれが発信する前向きなメッセージ
8月2日から開幕したSixTONES・京本大我の主演ミュージカル『流星の音色』。東京・新橋演舞場での公演を経て、現在は名古屋公演の真っ最中。8月31日からは京都、そして広島での公演を控えている。
京本を皮切りに、9月8日からは帝国劇場で上演の舞台『DREAM BOYS』に田中樹が昨年に引き続き出演。そして髙地優吾は、自身初のジャニーズ外部の舞台『夏の夜の夢』に挑戦と、舞台出演が相次ぐ。グループメンバーの半数が同時に舞台に出演するのは、そう頻繁にあることではないだけに、彼らの人気や注目ぶりが窺える。
『流星の音色』は、今年が初上演となるオリジナル作品で、演出は滝沢秀明、脚本は藤井清美が務める。京本は主演を務めるほか、劇中で披露される26曲中、7曲を書き下ろすなど、クリエイティブ面でも参加している。京本はコンサートツアーのMCで、移動時間も制作に充てていることなどを語っていた。“舞台は生もの”と言われるように、出演するだけでなく、ツアー中に一つひとつ制作を進めていたのだと思うと、より一層特別な存在に。それと同時に、彼の作品が増えていくことや、後輩に受け継がれる未来を想像しては、この先の楽しみも与えてもらった。
これから開幕を迎える田中と髙地は、8月20日放送の『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)で舞台について語り合った。田中はSexy Zoneの菊池風磨が主演を務める舞台『DREAM BOYS』に引き続き主人公のライバルとなるチャンプ役として出演。ジャニーズ伝統の舞台に今年も2人の名が刻まれる。一方、髙地が出演する舞台『夏の夜の夢』は、シェイクスピアの喜劇作品。井上尊晶が演出を手がけ、オーベロン/テーセウスを中村芝翫 、ティターニア/ヒポリュテを南果歩が務める。髙地は生駒里奈が演じるハーミアと恋仲のライサンダー役だ。
前述のラジオでは、田中が「我々、9月から舞台が始まる」と切り出し、田中が帝国劇場、髙地が日生劇場と近い場所にいることから、田中は「9月は毎日一緒にご飯食べよう」「昼に銀座いこうや」とランチに誘うも髙地は「嫌です」と即答。冗談交じりに「調子狂いそう」と返したが、上演作品である「シェイクスピア作品に染まりたい」とも語っていた。
稽古も順調な様子で、シェイクスピア作品はイントネーションや言い回しが難しいと明かしたほか、稽古時にSixTONESのライブグッズのTシャツを着用していたらキャスト陣に褒められ、自身が余分に購入していたものをプレゼントしたことなど稽古場の雰囲気を伝えた。そんな報告を受けて「ちょっと安心した」と田中。口をついて出た言葉に、初挑戦への応援の心が窺えた。その後二人はお互いの舞台を観に行く約束もしていた。