櫻坂46 守屋麗奈は“かわいい”だけではない 次期センター候補と期待されるパフォーマンスの進化

 櫻坂46 守屋麗奈の自身初となるソロ写真集『笑顔のグー、チョキ、パー』(竹書房)が8月23日に発売された。東京・沖縄・長崎で撮影された本作は、あどけない少女のような笑顔から大人の顔つきまで様々な表情を収録し、ランジェリーシーンにも挑戦。公式Twitterアカウントでは日々オフショットやムービーが投稿されており、発売前から大きな人気を集めている。写真集の発売を機に今後より一層の注目が彼女に集まりそうだ。

パフォーマンス面でも急成長

 近頃はテレビ出演などによってバラエティでの活躍がクローズアップされやすい守屋だが、パフォーマンス面での成長も目覚ましい。

 2018年に開催された「坂道合同新規メンバー募集オーディション」に合格した守屋は、すぐにはグループに配属が決まらず、坂道研修生としての道を歩み始めた。欅坂46に加入したのは2020年。スタートが出遅れた守屋だったが、2021年発売の櫻坂46としての2ndシングル『BAN』にて早くも選抜入りを果たすと、今年リリースされた4thシングル『五月雨よ』にて2列目に抜擢され、同時期に加入したメンバーの中ではいち早く「櫻エイト」(1列目+2列目の呼称)入りするなど、現在次期センター候補として期待されている。

 そんな守屋のこれまでの活動の中で大きなポイントとなったのが、2021年に開催された『櫻坂46 BACKS LIVE!!』だ。3列目のメンバーのみが出演するこのライブで、当時選抜に入ったばかりの守屋は、ファンからの人気も高い楽曲「ブルームーンキス」のセンターを任される。すると彼女は、しなやかな動きと可愛らしい表情で楽曲の魅力を見事に表現。それまでとは見違えるほど大きな存在感を発揮した。

 「自分なりの『ブルームーンキス』ができるんじゃないかと思って立候補させていただきました。オリジナルセンターの(森田)ひかるちゃんに寄せようとは思わなくて」(『BUBKA 2022年8月号』より)と本人が話すように、守屋は独自の世界観をステージで繰り広げ、その表現力の成長ぶりを見せつけた。守屋はこのライブで「変わることができました」(同誌より)とも話している。

 守屋のパフォーマンスの魅力は、何と言ってもその表情の良さである。前述の「ブルームーンキス」のように、楽曲の世界観を自分のものにできる多彩な表情作りが印象深い。そして、比較的小柄でありながらも、それを感じさせないほどのダイナミックな手足の動きが目立つ。これについて本人は以下のように語る。

「周りに身長の高いメンバーが多いので、腕の動きも自分では精一杯大きくしているつもりでも、レッスン動画を見直したりすると、全然小さかったりするんです。なので、イメージしている以上に腕を伸ばしたりとか、できるだけ大きな動きを心がけていて」(『B.L.T. 2022年5月号』より)

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