水嶋凜、RIO、HIMIら次世代の二世アーティストの共通点は? CDセールス全盛時代の親から受け継いだもの
斉藤由貴の娘である女優・水嶋凜が歌手デビューを発表し、相川七瀬の次男RIOがドラマーデビューするなど、次世代の二世アーティストが次々と登場し話題となっている。他にも、Charaの息子であるHIMIや、桜井和寿の息子のKaitoなどが過去にも注目を集めてきた。今回は、そんな次世代の二世アーティストの活動や魅力を紹介したい。
女優・水嶋凜は、1999年生まれの現在22歳。斉藤由貴と同じ東宝芸能に2020年12月から所属し、2021年のドラマ『直ちゃんは小学三年生』(テレビ東京)で女優デビュー。最近ではNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演し、今秋に上演される鴻上尚史脚本のミュージカル『シンデレラストーリー』のW主演に抜擢。同舞台の初演は2003年で、使用される楽曲の作詞を斉藤が担当している。その音楽を担当したサウンドプロデューサーの武部聡志の目に水嶋の歌声が留まり、斉藤の 「予感」のカバーで<ポニーキャニオン>から9月6日に歌手デビューする。「予感」は、ヒット曲「悲しみよこんにちは」が収録された1986年のアルバム『チャイム』の1曲目。美しく歌い上げるこの楽曲は斉藤が作詞し、ホットカルピスのCM曲として使われるなど、ファンの間でも人気の高い名曲だ。朝の情報番組で流れたレコーディングシーンでは、まさに母親譲りの透明感と浮遊感のある心地よい歌声を聴かせていた。斉藤は女優としてのキャラと歌声が相まっていただけに、水嶋も女優と歌手活動の両方での活躍に期待が持てる。