アミューズが贈るテクノロジーとファンタジーが融合した新アトラクション 『ナイトウォーク~クライの森と6つの星~』体験レポ

アミューズによる新アトラクションを体験!

 富士山の麓に約10万平方メートルの敷地を有する自然公園・富士すばるランド。この度、7月30日より閉園後にだけしか体験できない限定アトラクションの『ナイトウォーク〜クライの森と6つの星〜』がスタートした。どんな内容なのか、実際に体験してみた。

多くのファミリーに長年愛され続ける老舗テーマパークの挑戦

 すばるランドは1968年に創業し、当時は富士スバルランド森林公園という名前で運営されていた。人工的な開発はできるだけ避け、豊かな富士山の自然を生かした公園として、約50種、1000匹以上もの動物と触れ合える場所として注目を集めた。

 1999年には愛犬と一緒に楽しめるテーマパーク、富士スバルランド・ドギーパークと名前を変え、施設内に8つのドッグランを設置。約70種、200頭もの犬が訪れた。そして2012年には、家族で楽しむ遊び場という新コンセプトを掲げ、現在の富士すばるランドとして変貌を遂げた。

親子で体験できる最新テクノロジー&ファンタジー体験

 さて、そんな老舗テーマパークが新たにスタートしたアトラクションが、『ナイトウォーク〜クライの森と6つの星〜』(以後、ナイトウォーク)。会場は、じつは日中は通常どおり営業しているフォレストぱーく内。

 同施設は17時で営業を終了し、その後は閉館して使われていない。その場所を活用し、日の長い季節にフルに施設内で遊んでもらうために企画された。価格は、中学生以上は前売り(オンラインチケット)で4200円、当日(窓口チケット)は4500円。4歳以上〜小学生までは前売りで2900円、当日は3200円となっている。なお、3歳以下は無料。チケットは18時30分〜20時受付と20時〜22時受付の2種類で開催される。

 このナイトウォークは、こんなストーリーとミッションが設けられている。

 富士すばるランド内で生まれた楽しい思い出・スマイルたち。彼らは六連星(むつらぼし=スバル)という6つの星が連なる優しい光の中で、楽しんで過ごしていた。ところが、封印されていた憎しみの感情・クライ(怪しいピエロ)たちが、なぜか施設内に解き放たれており、スバルを奪ってスマイルたちを閉じ込めてしまう。

 参加者は、「カメラ・アイ」という特殊なタブレット機器を使い、クライたちを撮影して写真の中に封印し、そしてスバルを取り戻すのがミッション。謎の案内人・プレアと一緒に、園内のクライたちと戦ってスマイルを取り戻す。つまり、入り口で配られるタブレット機器を持ち、園内を巡って登場するクライたちを撮影するというものだ。

 流れとしてはまず、入り口から入ってタブレット機器を受け取り、今回のストーリーとアトラクションの説明を受ける。1グループ約20名で行動し、施設内を巡る。ミッションは5つのステージに分かれている。各ステージが始まる前に、プロジェクションマッピングでキャラクターが出現し、彼らの話が終わるとゲームがスタートする。

 第1ステージは、ジャンボすべり台。ゲームが始まると、実際の目で見ると何も映っていないが、カメラ・アイを通るとなんとクライたちがはっきりと映っている! 右下のボタン画面をタップし、次々に撮影していく。各ゲームには制限時間が設けられており、クライたちをひと通り撮影するとミッションクリア。六連星にならい、クリアすると星が1つゲットでき、それを6つ集めればコンプリートだ。

 第1ステージをクリアしたら、次に第2ステージへ。森の奥へ入っていくと、自然体験基地のどんぐりコースに、演出である霧が立ち込めてきた。ここでは謎の案内人・プレアがツリーハウスに映し出され、クライたちの封印を参加者へ呼びかける。スタートとともにカメラ・アイで彼らを封印。大人も子供も集中して撮影していた。

 第3ステージはその奥のSL森林鉄道。SLには日中には見られないイルミネーションが施され、きらびやかな姿で森の中を走る。途中で見えてくる、今では使われていないメリーゴーランドで一時停止。ここでもクライたちを写真に収めるゲームが始まった。日中の同アトラクションは森林浴を楽しみながら巡るのが醍醐味だが、ナイトウォークではそれだけでなく、イルミネーションとゲームも同時に味わえるので、楽しさはさらに加わる。

 第4ステージでは、ボスキャラが登場。ここでも、美しいイルミネーションの中でクライたちを写真に収めていく。参加者は無事に全員がこのステージをクリア。ステージをクリアする楽しみと、幻想的な空間で過ごす時間に酔いしれながら、最後のステージへ進んでいく。

 というところで、その先はストーリーのクライマックスにもつながるため、レビューはここまで! あとは実際に体験して、ご自身の目で堪能してほしい。

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