BE:FIRST、ジョナス・ブルーとのコラボ曲での新しい歌声 着実に成長しグローバルに広がる確かな実力
さらに、流暢な英語を話すRYOKIだけでなく、メンバー全員の英語の発音がすこぶるいい。また、日本語詞部分でもリズムのとり方や発音の仕方を英語に寄せることでJ-POPにはないグルーヴ感も出ているように感じる。メンバーたちのスキルはもちろん、こういった歌唱ができる日本語詞を作ったSKY-HIを始めとした作詞チームの手腕にも脱帽だ。
一方で、SHUNTOの語尾やRYUHEIの声のミドル成分など、それぞれの個性もしっかり残っている。BE:FIRSTといえば、これまで様々なジャンルの楽曲をパフォーマンスしてきたグループだ。しかも、いずれの楽曲も自分たちのものにしているスキルの持ち主でもある。新たな魅力を発信しつつも個性を残している歌声を聴く限り、今回もそのスキルが発揮されていると言える。
こうして、楽曲を通して新たな魅力と確固たる実力を見せてくれたBE:FIRST。ぜひ、ライブや歌番組などで同曲をパフォーマンスしている姿も見てみたいものである。そして、より一層の注目を集めていくであろう彼らの姿も見守っていきたい。
※1:https://www.universal-music.co.jp/jonas-blue/news/2022-07-13/