JO1、世界中のJAMにパフォーマンスを届ける日も近い? 着実に進めるグローバルな活躍への歩み

JO1|'ALL HOURS' - 220615 JO1×YSL BEAUTY FOR ALL HOURS FOUNDATION

 こうして、結成以降グローバルな活動を意識しているJO1。だからこそ彼らが発信する作品にも、海外を視野に入れたものが存在する。その筆頭となる『Tonight Show』で披露された「ALL HOURS」は、JO1にとって初の全英語詞。YSL BEAUTYのファンデーション「オールアワーズ リキッド」の発売を記念した、コラボレーション楽曲だ。JO1のクールな一面が押し出されていたり、振り付けをメンバーの川尻蓮が担当していたりと、彼らの魅力がしっかり伝わる仕上がりになっている。YSL BEAUTYの力も相まって、この先グローバルな場面で披露するのにうってつけの1曲となっていきそうだ。さらに2021年11月19、20、21日に開催された初の有観客ライブ『2021 JO1 LIVE "OPEN THE DOOR"』では海外向けにも配信も実施。これもまた、グローバルな活動を見据えた施策のひとつだろう。

 そして、日本だけに留まらず海外にも多くのJAM(JO1のファンの呼称)が存在しているということは、YouTubeのコメント欄からもわかる。日本語のほか英語、中国語、韓国語、スペイン語……など多くの言語でのコメントが寄せられているのだ。しかもMVなどだけでなく、企画動画にも見られることからJO1に興味がある海外ファンによるコメントだと推測することができる。

 着実に世界に向けて歩みを進めるJO1。リーダーの與那城奨の英語力はデビュー当時より知られていたが、他のメンバーも英語、韓国語、中国語を勉強しているという。2022年4月からは河野純喜が『ハングルッ!ナビ』(NHK Eテレ)のレギュラーも務めており、言語の壁も今まで以上になくなっていくのだろう。アジアを中心とした、グローバルな活動にますます期待が募る。

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