EXILE TAKAHIRO & SHOKICHIが語る、20年分の夢と感謝を込めた渾身の1曲 ATSUSHIと巡るドームツアーへの意気込みも

EXILE、20年分の夢と感謝

EXILE愛が凝縮された“神編集MV”の見どころ

――先ほどTAKAHIROさんがおっしゃった「毎回ライブ前にやっている気合い入れ」のシーンが収められているミュージックビデオについても、それぞれお気に入りのシーンを教えてください。

SHOKICHI:僕のお気に入りは、いろんな世代のEXILEが「Choo Choo TRAIN」を踊っているシーンですね。オリジナルメンバーのみなさんは、同じグループにいながらも憧れの先輩たちなので、その勇姿を自分と重ねて見られるのがすごく光栄というか。先輩たちやファンのみなさん、今まで関わってくださった方への感謝がどんどん湧き出てくるミュージックビデオになっているなと思います。

EXILE / BE THE ONE (Music Video)

――まさに“神編集”で、映像を制作された方のEXILE愛も凝縮されたミュージックビデオだなと!

SHOKICHI:熱いですよね~! どれだけ膨大な量の映像を観て、ピックアップしてくださったんだろう……。

TAKAHIRO:ライブ映像もそうですが、舞台裏の姿も過去と現在の映像がリンクしていたり。久保(茂昭)監督が頭を悩ませながら、必死に作ってくださった姿が思い浮かびます。でも、久保監督に感謝する半面、みんなやっていることは今も昔も変わらないんだなと思いました(笑)。序盤にネスさんのすごい目力のシーンもありますね!

――鏡越しでキリッとした表情をしているNESMITHさんですね。

TAKAHIRO:ライブ前に見たことがないので、あれは自分から撮られに行ったなと思いました。

一同:(笑)。

――後半のほうに出てくるJr.EXILEのシーンも素敵ですね。かつてキッズダンサーとしてEXILEと共演していたJr.EXILEメンバーが、時を経てプロのアーティスト同士として肩を並べている姿に、20年という歴史の重みを感じました。

TAKAHIRO:そうですよね。当時キッズダンサーとして出ていた子たちが、今では同じEXILE TRIBEの仲間として活躍しているので、僕も見ていて不思議な気持ちになります。自分は大人になってからEXILEに加入したので、みんながキッズだった頃のことを鮮明に覚えているんですよ。例えば『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)でオカザイル(ナインティナイン 岡村隆史とのコラボユニット)をやった時、(現在GENERATIONS from EXILE TRIBEの小森)隼が坊主で「WON’T BE LONG」を必死に踊っていたんですけど、それもほんの数年前みたいな感覚。だから今、隼に会うと「成長したなぁ」と感慨深いものがありますね。このミュージックビデオでは、そういうJr.EXILEやEXPG、LDHの歴史を全て引っくるめたものを“EXILE20周年の歩み”として観ていただけますし、この20年間でキッズだった子たちがアーティストとして活躍している姿から、LDHが思い描いている明るい未来像も感じていただけると思います。

「夢や愛が次の世代へ繋がっていけばいい」(SHOKICHI)

――それこそ、5月に日本武道館で行われた『iCON Z 2022 〜Dreams For Children〜』のファイナルステージでは、次世代のグループと共演されましたね。男性部門のプロデューサーでもあるSHOKICHIさんは、そのステージで「BE THE ONE」を披露した時はどんなことを感じましたか?

SHOKICHI:僕らが思い描いた夢や愛が次の世代へ繋がっていけばいいなと、ファンタジーな心になりましたね。

――ファンタジーな心とは?

SHOKICHI:あのね……心から、どんどん綺麗事が出てくるんですよ(真剣な表情)。

TAKAHIRO:綺麗事じゃなくて、本心からの綺麗な想いね!? 綺麗事はダメだよ!?

一同:(笑)。

――また、5月26日に終幕した『RED PHOENIX』ツアーは久しぶりの単独アリーナツアーでしたが、手応えはいかがでしたか?

TAKAHIRO:久しぶりにアリーナツアーを行なったんですが、「改めて、一人ひとりのマンパワーで見せられたらいいね」とみんなで話していたこともあり、演出頼りではない、自分たちで魅せるライブになりました。公演を重ねていくたびに、みんなの個性や武器、いろんな魅力がどんどん伸びていくのを感じましたし、みんなも“青春”と言っていたように、自分たちが心からライブを楽しめたことが一番の収穫だったと思います。ファイナルでは多少のハプニングもあったんですけど……。

――NAOTOさんの件ですね。

TAKAHIRO:NAOTOくんの肉が離れてしまいましたけど、彼のプロ根性には圧倒されました。すごいですよね。そしてピンチの時も、「みんなでカバーアップして乗り越えていこう!」というチームワークの良さが発揮できましたし、スタッフのみなさんとの連携も含めて、すごく良い空気感の中でツアーを完走できたなと思います。一生心に残るライブになりました。

SHOKICHI:コロナ禍でも配信ライブは定期的に行なっていましたけど、直接顔を見合わせてライブをするというのはずっとできていなかったので、ファンのみなさんに直接たくさんの「ありがとう」を言えたことが一番よかったなって思いますね。気持ち良くアリーナツアーを廻れたことで、ドームツアーへの良いジョイントになったんじゃないかなと思います。

――では最後に、7月6日からスタートするドームツアー『EXILE LIVE TOUR 2022 “POWER OF WISH”』への意気込みを聞かせてください。

TAKAHIRO:なによりも、今回のドームツアーではATSUSHIさんが限定復活するということで、コロナ禍で見せられなかったEXILEの姿をファンのみなさんに見せられることが嬉しいですね。20周年の歴史を感じていただきながらも、“POWER OF WISH"というタイトルに沿ったセットリストやATSUSHIさんと僕が歌う攻めの新曲「POWER OF WISH」など、ファンのみなさんが喜んでくれるようなライブをお届けできたらと思っています。

SHOKICHI:『RED PHOENIX』ツアーを終えてもまだまだ伝え切れていない感謝の気持ちがあるので、引き続き、感謝を伝える旅を「BE THE ONE」と共に楽しみたいなと思います。15人のEXILEに、ぜひ会いに来てください。

EXILE LIVE TOUR 2022 "POWER OF WISH" 開催決定

※写真は『EXILE 20th ANNIVERSARY EXILE LIVE TOUR 2021 “RED PHOENIX”』の模様。

■リリース情報
EXILE Digital Single「BE THE ONE」
配信中/ダウンロード・ストリーミングはこちら

New Digital Single「POWER OF WISH」
2022年7月1日(金)配信リリース

New LIVE DVD&Blu-ray
『EXILE 20th ANNIVERSARY EXILE LIVE TOUR 2021 “RED PHOENIX”』
2022年8月31日(水)発売
予約はこちら

■ライブ情報
『EXILE LIVE TOUR 2022 "POWER OF WISH』
7月6日(水)[福岡] 福岡PayPayドーム
7月13日(水)[東京] 東京ドーム
7月14日(木)[東京] 東京ドーム
7月29日(金)[大阪] 京セラドーム大阪
7月30日(土)[大阪] 京セラドーム大阪
7月31日(日)[大阪] 京セラドーム大阪
8月11日(木・祝)[埼玉] ベルーナドーム(西武ドーム)
8月13日(土)[埼玉] ベルーナドーム(西武ドーム)
8月14日(日)[埼玉] ベルーナドーム(西武ドーム)
8月19日(金)[大阪] 京セラドーム大阪
8月20日(土)[大阪] 京セラドーム大阪
8月21日(日)[大阪] 京セラドーム大阪
8月27日(土)[福岡] 福岡PayPayドーム
8月28日(日)[福岡] 福岡PayPayドーム
9月3日(土)[愛知] バンテリンドーム ナゴヤ
9月4日(日)[愛知] バンテリンドーム ナゴヤ

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