『iCON Z』密着第34話、ガールズグループ部門セカンドミッションに進む20名が決定 緊張のグループ審査&個人ランキング発表

 最後はQUEEN。リーダーの田中璃莉杏、トレーニングで目覚ましい成長を見せた丸山柊、個性的な矢倉七彩に加え、実力者の大山琉杏らが所属するグループ。琉杏と共にメインボーカルを担当する小笠原杏里は、トレーニング中に琉杏と自分を比べて涙する場面もあった。審査本番では、やはり目を引く琉杏を中心に、他のメンバーも自分の強みをいかしたパフォーマンスを披露した。ØMIは開口一番「全体的に良かったです」と告げ、さらに「個人的には杏里さんがすごく良くなったなという印象でした。トレーニングの中で自分と向き合って頑張ったんだなと伝わってきました」とコメント。努力を認められた杏里は、パフォーマンス終了後にメンバーに囲まれ号泣しながらも、「琉杏の声に背中を押されて今日は声が出ました」と笑顔を見せた。

 これで全グループのパフォーマンスが終了。プロデューサー陣は、スキル・チームワーク・人間性を総合的に評価し、個人ランキングを決める。話し合いは2時間にも及んだ。次のステージへ進むメンバーは一体誰なのか。

 いよいよランキングが発表される。1位は大山琉杏(QUEEN)。プロデューサー陣から満場一致で高評価を獲得し、トップ通過となった。順位発表後に琉杏は、「音楽ってこんなに楽しいんだと思って。練習を続けてきて本当に良かったと思います」と涙ながらに語った。2位は田中璃莉杏(QUEEN)。スキルに差のあるメンバーをまとめたリーダーシップが高評価に繋がった。3位はケーベリー花(Sugar Pepper)。スランプを克服し、審査本番で見事なボーカルを披露した。4位は小笠原杏里(QUEEN)。琉杏とのツインボーカルでプレッシャーと闘う中で自分を成長させた。5位は北寺海羽(Reginaz)。ダンススキルのみならず初挑戦のラップでも高い評価を得てランクインとなった。

 6位は坂口梨乃(LOVE CRUSH/MaZey)。唯一の兼任メンバーで苦労もあったが健闘し、上位に食い込んだ。7位は岡田あゆ乃(Reginaz)。8位は柳橋優叶(MaZey)。9位は橋佐古美來乃(Reginaz)。10位は角田空徠(LOVE CRUSH)。11位は丸山柊(QUEEN)。12位は東比嘉葵(Sugar Pepper)。13位は佐々木つくし(LOVE CRUSH)。14位は吉村愛奏(MaZey)。15位は矢倉七彩(QUEEN)。16位は山﨑莉愛(Reginaz)。17位はデイリータバサ(LOVE CRUSH)。18位は西原希亜(Reginaz)。19位は山本実奈(MaZey)。そして、最後の合格者である20位に選ばれたのは、西田琉生(L.A.S)だった。琉生はL.A.Sから唯一の合格者となる。

 選ばれなかった9名は、ここで脱落となる。ステージに残った9名にØMIは「今日のこの出来事を全てだと思わなくて良くて、皆さんそれぞれ本当に素晴らしいものを持っているから、逆に自信に変えてほしい」と語り掛けた。さらに、ここまで厳しい指導を続けてきたボーカルプロデューサーのEmyliは「みんなよく頑張ったね。若いからこれからまだまだチャンスがいっぱいあるからここで諦めないでください。よく頑張りました。お疲れ様でした」と目に涙を浮かべながらメッセージを贈る。脱落メンバーも泣きながら「ありがとうございました」と深く頭を下げた。

 ここまで一緒に戦ってきたメンバーの明暗を分けたこのミッション。しかし、彼女たちにはさらなる過酷なサバイバルが待ち受けている。次回のセカンドミッションでは、新たなチーム編成でオリジナルの振り付けに挑む。

 次週の放送は、7月3日21時よりスタート。

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