Snow Man 目黒蓮と渡辺翔太、“めめなべ”の自然体な空気感 ニアリーイコールで結ばれた関係性
Snow Manの目黒蓮と渡辺翔太が、5月27日放送の『ザ少年倶楽部 セレクションスペシャル』(NHK BSプレミアム)にて司会を務めた。この日の放送の告知には「4月放送のパフォーマンス名場面」に加え「頂いたリクエストにお答えし「はじめまして僕らめめなべです!」で盛り上がる」という説明があり、“めめなべ”の愛称で親しまれる2人を応援するファンの間で多くの反響を呼んだ。
目黒と渡辺は共通点も多く、Snow Manが誇る人気コンビである。しかしこの2人が特別にフォーカスされる機会は少なく、あくまで「自然体」なところも人気といえる。実際にこの放送の冒頭でも「『少クラ』ではこのコンビは珍しいですよね」 という会話が展開されていた。そんな彼らについて改めて考えていくと「≒(ニアリーイコール)」で結ばれた関係性が見えてくる。
彼らを語る上で欠かせない共通点はなんと言っても「歌唱力」。歌に定評があるSnow Manメンバーの中でも、2人の歌唱力は抜群だ。少し遡ると2019年5月にさいたまスーパーアリーナで2日間に渡り開催された『ジャニーズIsLAND Festival』にて、KinKi Kids「雪白の月」カバーの歌唱メンバーに2人が選ばれたことが深く印象に残っている。同曲は数々のジャニーズJr.が歌ってきたジャニーズ屈指の名バラード。高橋恭平・大橋和也(なにわ男子)、川島如恵留・松倉海斗(Travis Japan)が揃ったこのパフォーマンスは、ファンの間で「美声メンバーが集った」と話題に。渡辺・目黒はその中でも存在感を余すことなく発揮していた。
しかしここでも2人の歌声は「≒」な存在。透明感がある、よく通る、音程が安定している、などのベースの共通点はあるが、渡辺は天井まで突き抜けるような声量でクリスタルボイスの持ち主。目黒は甘く、柔らかく、メロウな雰囲気が魅力といえる。そんな2人の歌声は阿部亮平も交えた3人のユニット曲「360m」でも生かされ、優しく語りかけるような、温かい歌声の阿部と共に王道J-POPナンバーを作り上げている。