NCT SHOTAROが語る、挑戦することの大切さ ダンス好きの少年が世界で活躍するアーティストになるまで
YUTAくんはお兄ちゃんみたいな存在
――NCTには日本人メンバーのYUTAさんもいますね。加入が決まった時、アドバイスなどはありましたか?
SHOTARO:入る時は、「自信を持ってやったらいいよ」と教えてもらいました。YUTAくんとはプライベートでもよくご飯を食べたり遊んだりするので、僕にとっては本当にお兄ちゃんみたいな存在ですね。
――YUTAさんがいることで心強いところもあるんでしょうか。
SHOTARO:ありますね。シンプルにいるだけですごく助けられているし、日本語で会話できるので思っていることを率直に話すことができる。YUTAくんが一番近しい存在なんじゃないかな。お互いにとって良い存在になっていると思っています。
――そして、「Universe (Let's Play Ball)」「Make A Wish (Birthday Song)」などのチッケムが爆発的な再生回数を記録していますが、こうした反響は予想していましたか?
SHOTARO:全くしていなかったです。NCTとして初めて舞台に立った時は、本当に不安と緊張で、プレッシャーに押しつぶされそうだったんです。周りを見る余裕もなかったので、自分ができることを精一杯やったという感じで。でもそのステージを見て、たくさんの方が反響をくださったのは嬉しいです。
――友人や家族など、周囲からの反応はありましたか?
SHOTARO:常に応援してくれていますね。親からは「応援してるよ」とたまに連絡が来ますし、友達も動画が上がるたびに「やばいね!」と反応してくれたりするんです。すごくありがたいですね。状況は変わったかもしれないんですけど、僕自身の中身は何も変わっていないと思うので。今もずっと友達と仲良くさせてもらっているし、今回久しぶりに帰国して家族や友達に会いましたが「変わらないな」と言われました(笑)。
――小学生や中学生の頃の自分から見て、今のような状況は予想していましたか?
SHOTARO:一切していなかったです。中学生の頃からずっと色々なチャレンジはしてきたんですけど、でも本当に自分がこうなれるか、具体的に想像まではできていなかったです。今こうやってアーティストとして活動している自分からすると、いつチャンスが訪れるかわからないなと思いました。
――最近は日本国内でも世界を意識したグループや、グローバルに活躍していきたいと考えている人も増えています。渡韓してグローバルに活動しているSHOTAROさんから、そういった方々に向けてメッセージをお願いします。
SHOTARO:僕も昔からグローバルなアーティストになりたいという夢を持って、その目標に懸けてきたので、今そうやって目標を持っている人は色々なことにチャレンジしてほしいです。「当たって砕けろ」というか、挑戦することが大事だと思います。自信と勇気をもって、色々なことに取り組んでみてほしいです。
――では最後に、これから挑戦してみたいことを教えてください。
SHOTARO:ありがたいことに、ダンスで注目していただくことも多いんですが、今後はダンスだけではなく、SHOTAROとしてのアーティスト像を作っていけたらなと思っています。今自分が取り組んでいる課題が表現力なんですが、表情の使い方やパフォーマンスの仕方、もっと自分が磨いていきたい部分があるので、ステップアップして、みんなから憧れられるようなかっこいいアーティストになれたらいいですね。今挑戦しているラップメイキングもそうですし、色々なことに挑戦して表現力を磨いていきたいです。そして、今後は日本でもメディアなどに出演できる機会があればチャレンジしていきたいです!
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<締切:5月29日(日)>