『iCON Z』密着第27話、KIDMATICがFANTASTICSとのコラボに向け合宿 世界&佐藤大樹の指導で新たな課題が浮き彫りに

 LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』に独占密着する、『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)第27話が5月8日に放送された。

 今週も引き続き男性部門の審査に密着。先週放送された四次審査では、総合力の高いメンバーが揃ったグループ Z FACTIONが脱落するというまさかの展開に。他グループと兼任していなかった佐藤蒼虎はここで脱落するかと思われたが、EXILE HIROの提案でKIDMATICに電撃加入。20人全員でファイナルステージである日本武道館に立てることが決定した。

 さらに武道館のステージでは、新たな試みとしてEXILE TRIBEとのコラボレーションが決定。LIL LEAGUEはTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE、KIDMATICはFANTASTICS from EXILE TRIBE、CROONERZはBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEと共にパフォーマンスを行うことに。スタジオゲストとして登場した佐藤大樹(EXILE、FANTASTICS)は、「(KIDMATICとFANTASTICSの相性は)ぴったりだなと思いました。KIDMATICの『Giant Steps』はFANTASTICSでやりたいと思ったくらい好きな曲」とコラボを楽しみにしている様子。同じくゲストの数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)は候補者たちへ「僕らのことを利用してくれていい。ガツガツ来てくれた方が自分たちも刺激になる」とアドバイスをおくった。

 大観衆の前でトップアーティストと肩を並べてパフォーマンスすることに、候補者たちはとてつもないプレッシャーと焦りを感じている様子。そんな中、勝ち残った3グループは11日間におよぶ強化合宿へ突入する。この合宿の目的は、日本武道館での最終審査へ向け、EXILE TRIBEとのコラボ曲を練習すること。合宿の最終日には、ファイナル直前チェックとしてプロデューサー陣の前でのパフォーマンス披露の場が設けられ、最後の暫定ランキングが発表される。

 KIDMATICに新加入した蒼虎は、まずはオリジナル課題曲「Giant Steps」の振付練習からスタート。これまで数々の賞を受賞してきたエリートダンサーなだけあり、合宿前に完璧に振付を覚えてきていたため、すぐにでも他のメンバーと合わせられるレベルに達していた。そんな蒼虎の実力に、既存メンバーも歓迎ムードだった。

小森隼、数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)

 コラボ相手であるFANTASTICSとの顔合わせでは、世界・佐藤大樹と初対面し、緊張しながらも挨拶を交わす。彼らがコラボする曲は「Flying Fish」。これまで“早熟セクシー”とキャッチフレーズをつけられるほど大人っぽい魅力を出してきたKIDMATICだが、この曲では爽やかな一面を引き出さなくてはならない。本楽曲に加え、ボーカルなしのダンストラックでもコラボするという。

 早速、世界がお手本となり、「Flying Fish」の振付レッスンがスタート。しかし、世界が教えるのは振付のみで、ステージでのフォーメーションは候補者たちに任せると宣言。KIDMATICのメンバーは、再び世界と大樹がレッスンに来る2日後までに9割完成というとてつもなく高い目標にチャレンジすることになった。

 この厳しい目標に立ち向かうため、KIDMATICはまずリーダーを決めることに。メンバーからの推薦で選ばれたのは、ダンス歴10年の佐藤峻乃介。スキルやセンスは申し分ないが、自身曰く「性格的に内気なところもあったり、感情を出しにくい」と、大役を任された不安を抱えている様子を見せた。

 リーダー決め翌日のレッスン。峻乃介は早速考えてきたフォーメーションを伝えながら練習を進めていくが、頭の中で描く動きがメンバーには上手く伝わらず、“人に伝える難しさ”を痛感している様子。メンバーも峻乃介をフォローできずにいた。KIDMATICはダンス歴の長いメンバーが揃っているだけに、各々ダンスへのこだわりも強く、なかなか一つにまとまることができない。スタジオ内に不穏な空気が漂い始める。チームワークが全く生み出せないまま時間だけが過ぎていき、世界と大樹へ披露する前日の夜になっても、完璧なフォーメーションを作り上げることはできなかった。

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