なにわ男子、YouTube企画から見えたグループの垣根を越えた交友関係 個性際立つ7人の素顔

 なにわ男子のYouTubeチャンネルで、「なにわ男子 人として誰が1番慕われているのか選手権」が前編・後編の2部に分かれて公開された。後編の動画はYouTubeの急上昇ランキングの1位を獲得するなど注目を集めており、再生回数は前後編あわせて350万回にものぼる。(2022年4月26日時点)

なにわ男子【俺たち人望ある?】Snow ManさんSixTONESさん関西Jr.…みんなありがとです!
なにわ男子【人望選手権~後編】嵐の◯◯さん登場!?とんでもない事態に!!!!

 なにわ男子の7人がジャニーズタレントに連絡をとり、獲得したポイント数を競うこの企画。メールが返ってきたら1ポイント、音声通話は3ポイント、ビデオ通話で5ポイント。そして連絡した相手が、撮影場所の事務所まで来た場合は20ポイント。先輩と連絡をとれた場合はポイント2倍のルールのなか、なにわ男子のメンバーがどの先輩に連絡をとるのか見ものである。制限時間60分で一番ポイントを稼いだメンバーに「なにわ男子 人として一番慕われている王」の称号が与えられる、といった内容だ。

 本稿では、同企画で見られたなにわ男子の人脈に触れながら、メンバーの人としての魅力に迫っていきたい。

なにわ男子

 4月12日に公開された前編では、オープニングトークのあと、メンバーに作戦を聞く西畑大吾に対し「(連絡相手に事務所まで)来てもらって1本釣りいこかな」と目を輝かせた藤原丈一郎。なにわ男子の他のメンバーにとって先輩でも、ジャニーズ事務所の所属歴が長い藤原にとっては後輩、なんてことが多いのである。そんな彼の人脈の広さもこの動画の見どころだ。

 また、夜遅い時間帯での撮影だったことを考慮してか「もし自分呼ばれたらどうする?」と振った大西流星に「行く」と迷いなく楽しそうに答えた藤原と大橋和也の姿から、2人の事務所愛を感じずにはいられない。

 そして大西が電話をかけたのは同期、AmBitiousの小柴陸だ。ビデオ通話がつながったスマートフォンを、たくらみ顔で受けとった西畑は「一発ギャグもらっていい?」とYouTube用のカメラに画面を向ける。ギャグで応えた小柴との通話を途中で切るお笑いをした姿は、どこか二宮和也のような雰囲気を感じた。グループ内では進行役になることが多く、どちらかというと冷静な西畑の、少年のような“やってやった顔”にほっこりして頬が緩んだ。

 ガハハと笑う大西の横では、高橋恭平が大橋になにかを耳打ち。その直後に「恭平(電話)かけるらしい」と流れを作った大橋。動画の冒頭で「(慕われている王の称号が)欲しい」と話していた大橋だが、引き立て役に回る気遣いができるのは彼の魅力だ。

 電話をかけたのは、尊敬している先輩として高橋がよく挙げる(※1)SixTONESの田中樹だ。田中とのビデオ通話中の画面を向けられた長尾謙杜は立ち上がって「お疲れさまです」と元気に言った。はつらつとした挨拶は、彼が愛される秘訣なのだろう。ドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)で共演した松本潤も絶賛したほど、長尾の挨拶は現場をパッと明るくする魅力がある(※2)。

 その後、道枝駿佑と長尾が同時に通話がつながったのに加え、大橋も西畑も電話がつながりわちゃわちゃな現場に。そんな状況を「カオス(状態)やねんけど」と言いながら、着々とメールの返信でポイントを稼いでいたのは藤原。カオスな現場の空気を読み、1歩引いて立ち回る姿はさすがであった。

 ようやくターンが回ってきた大橋が、前かがみで電話をかけたのはSnow Man 向井康二。向井といえば、なにわ男子にとって関西ジャニーズJr.で一緒に育ってきた仲間だ。動画の後編の冒頭で、向井が事務所に到着。顔だけ出してフレームアウトしようとする向井に「待っといて〜」と人懐っこい大西の声もあり、向井は後半の動画に“ちょんまげ前髪”のオフの姿で出演することに。

関連記事