SixTONES 田中樹、確かなコメント力で放つ存在感 音楽活動以外からも垣間見える様々な表情
3月2日発売『anan』で初のソロ表紙を飾ったSixTONESの田中樹。「焦がれる気持ち。」と、ファンの気持ちを代弁したかのようなテーマと共に艶っぽい大人の魅力に溢れる姿を見せている。東京・渋谷の「SHIBUYA TSUTAYA BOOK」のTwitterでは、本誌をディスプレイした“渋谷の壁”が空になった画像と、本誌の完売および展示の即日終了が伝えられた(※1)。同日はSixTONESの6thシングル『共鳴』の発売日であり、嬉しい知らせがまた一つ重なった。本稿ではSixTONESのメンバーとして、MCとしてもかけがえのない存在の田中にフォーカスしてみたい。
SixTONESの楽曲ではRAPパートも担当する田中。MCとしてはジャニーズJr.時代から才能を発揮し、デビュー後もライブでのトークをはじめ、YouTubeチャンネル、冠ラジオ番組でもメインMCとしてグループを牽引してきた。またソロでもバラエティ番組に多数出演と、マルチな活躍を見せる。
2月28日放送『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系)では、サイコロの出た目の数だけバス停を進み、飲食店を見つけるまで次のバスに乗車できない、路線バスルートを舞台にした「バスサンド」企画に参戦。この日は元メジャーリーガー・上原浩治もゲスト出演し、上原と田中のキャッチボールが実現した。野球少年だった田中は、目を輝かせて喜ぶ一幕も。終盤に差し掛かるタイミングで、3投目のサイコロを任された田中。MCのサンドウィッチマン 伊達みきおが「みんなね、結果を残してきてる」とKis-My-Ft2やKing & Princeの名前を挙げると、田中は「そしてSixTONES!」と声を張って勢い良くサイコロを振った。2連続で「1」という結果に肩を落とした一行だったが、ここからゴールまで田中はさりげなくギアをあげるようにしてトークを続けた。
車窓から絶景が見えると「これが見れたのは1だからですよね」、「1出すべきとこだった、大きい数字(出目)だけじゃない!」とツッコミや笑いを誘う発言も。また1を出した責任を感じたのか、撮影交渉を率先して行ったほか、「ラストスパートです!」とポジティブな言葉をかけた。ロケ開始から5時間以上経過と、口数が減りそうなタイミングでこそ積極的に発言していたのが印象的だ。
また最後に入った温泉では、伊達から「樹くん、カッコいいやつやって」と振られると、湯を顔に浴びせ、前髪をかきあげてキメ顔をしてみせた。が、即座に頬をゆるめ「ちょっとこういうキャラじゃない(笑)」「これならお尻出す方がまだ良い……」と笑いに変えていた。