乃木坂46、大運動会で松尾美佑&清宮レイが活躍 「乃木坂電視台」での挑戦、涙も見せた『乃木坂46時間TV』2日目レポ

『乃木坂46時間TV』2日目レポ

 乃木坂46によるインターネット番組『乃木坂46時間TV』が2月21日から生配信されている。

 2020年6月以来、約1年半ぶりとなる今回の『乃木坂46時間TV』は、乃木坂46のYouTubeチャンネル「乃木坂配信中」にて幕張イベントホールより46時間連続で生中継中。2022年2月22日でデビュー10周年を迎えることを記念するとともに、配信中にチャンネル登録者数100万人達成を番組テーマに掲げている。本記事では、デビュー10周年を迎えた2月22日朝6時の柴田柚菜による「乃木坂電視台:メンバーと日の出を見よう」から、深夜に開催された「乃木坂人狼」までの2日目をレポートする。

 齋藤飛鳥や山下美月が口にしていたように、初日のバナナマンとのストロングなやり取りを経て、眠気の第一波がやってくる2日目の日中は、どこかふわふわとしたゆるい空気が漂う配信に。だが、夜に行われたメインイベントの一つ「乃木坂46大運動会」は、日中とは真逆のエキサイティングな内容となった。中でも輝いていたのは、松尾美佑と清宮レイの2人である。

 大運動会のチーム分けを決める初日オープニングの50m走にて全メンバーで1位となった松尾は、同じ「乃」チームの山崎怜奈や久保史緒里の後押しもあり、チームキャプテンに選ばれた。結果的に松尾は「乃」チームを総合優勝に導き、最も活躍したメンバーに贈られるMVP賞にも選ばれることになる。MCを務めたロッチ・中岡創一は、大運動会ラストの種目「ガチンコリレー対決」で第1走者とアンカー、エキシビジョンマッチとして行われた武井壮との対決と3回トラックを走り、さらにはハーフタイムに披露された久保、柴田との「チアリーディングショー」ではアクロバットを展開するなど、身体的に一番疲れているであろうという理由から松尾をMVPに選出。もちろんその要素もあるのだが、筆者としては人見知りの彼女がキャプテンとしてチームを先導する、自分の殻を破る姿が印象的であった。スタッフ陣も想定になかったバトンゾーンの有無を質問する真剣な姿、また『乃木坂工事中』(テレビ東京系)の企画「バレンタイン大作戦」で“両思い”となった梅澤美波を「大好きだから」と助っ人メンバーに引き連れたりと松尾の様々な表情を見ることができた機会であった。

 そんな松尾がMVPを受賞した際に“「乃」チームみんなでMVP”と謙遜しながら、一緒にチームを引っ張ってくれたメンバーに挙げていたのが清宮だった。もともと『乃木坂どこへ』(日本テレビ系)のモルック対決を筆頭に、活動の随所でそのスポ根魂を発揮してきた清宮。初日に「乃木坂電視台」でティモンディ・高岸宏行との「全力ポジティブ応援」を披露していたことも彼女のスイッチを入れるきっかけにありそうだが、今回の大運動会で清宮が覚醒。前髪を結んだ戦闘スタイルだ。自称コーチ的な役割で第1種目の「綱引き対決」からチームを率先していく。「初動が大事」とアイデアを出したり、敵チームを観察したりとその眼力は誰よりも鋭い。そして、特筆したいのがハーフタイムショーの「応援合戦」で賀喜遥香、田村真佑を率いて演じた応援団長のキャラクターである。リハーサルなし、ノープラン。「僕は応援団長、清宮です!」ーー牛乳瓶メガネで大股を開き、清宮は三三七拍子を唱える。メガネを落とすタイミング、これでもかというほど見開いた瞳孔、後に控えた1期生を気後れさせるほどの絶叫。全てが完璧だ。これからの乃木坂46史において語り継がれるキャラクターの誕生である。ちなみに、松尾と清宮は『乃木坂46の乃木坂に相談だ!』(TOKYO FM)で仲良くラジオパーソナリティを務めている。先輩メンバーをいじりにいったりとはっちゃけた2人の素が楽しめる、お勧めの番組だ。

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