BE:FIRST、グループ誕生からデビュー、チャート1位や音楽番組出演まで 破竹の勢いで活躍してきた2021年
『Yahoo!検索大賞2021』アイドル部門賞1位、『MTV VMAJ 2021』ライジング・スター・アワード、『LINE MUSIC 年間ランキング』トレンドアワード、『レコチョク年間ランキング2021』、『レコチョク年間サブスクランキング2021』新人アーティスト部門1位……。デビュー以降、様々な賞を受賞してきたBE:FIRST。大活躍を見せてくれた2021年、彼らの誕生からを改めて振り返ってみたい。
はじまりは4月2日に放送スタートしたオーディション『THE FIRST』。同オーディションはSKY-HIが世界で活躍できるボーイズたちを発掘すべく開始したものである。昨今のオーディション番組は動画配信サービスで配信されることが主流であったが、『THE FIRST』はHuluやTVerの他、『スッキリ』(日本テレビ系)でも放送。それにより、幅広い層から注目を集めることとなった。オーディションは1次、2次、3次審査、合宿審査と進み、8月13日、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人が最終メンバーに選ばれ、BE:FIRSTが結成されたのである。
そこからの快進撃がすごい。まず結成から3日後の8月16日には早くもプレデビュー曲「Shining One」をデジタルリリース。オリコン週間デジタルシングルランキング、オリコン週間ストリーミングランキングともに1位を獲得した。彼らの“ホーム”とも言える『スッキリ』で初の生パフォーマンスをするとさらに話題を呼び、MVも公開から2週間で1000万再生を突破した。
その他にも情報番組や音楽番組に次々と出演。同時に地方局を含めたラジオ番組にも積極的に出演していたことが印象的だ。ちなみに、プロデューサーのSKY-HIはラジオ出演が多い理由として「ラジオは偶然の出会いを生めるメディアであること」、「ラジオ局には面白い人が多いこと」、「(メンバーに)自分の発言に責任を持つことを身に付けさせたいと考えたこと」の3つを挙げている(※1)。BE:FIRSTがより質のいいアーティストになるための、SKY-HIの思いが込められているようにも感じられる。そんな思いが実を結ぶ形となったのか、10月30日には初の冠ラジオ番組『BE:FIRSTのRADIO FIRST』(文化放送)が放送。RYOKI、MANATO、LEOがパーソナリティを務めた。