新しい地図の3人が楽しんだ人とのつながり 2021年『ななにー』の力強い歩みを振り返る
一体感増していく『ななにー』ファミリー
年齢もジャンルも色とりどりなゲストを迎える『ななにー』だが、3人がライブに備えて衣装チェンジする時など、いわゆる“つなぎ”の時間が生じるのも生放送ならでは。そんな3人のいない時間をしっかりと盛り上げてくれるキャイ〜ン(ウド鈴木・天野ひろゆき)、池田美優(みちょぱ)、EXIT(りんたろー。・兼近大樹)の存在も欠かせないものになってきた。
2021年の『ななにー』では、3人と彼らが1対1で話す「楽屋トーク」や、EXITとの「ホンネトーク」も実施。その際に印象的だったのが、香取がEXITにかけた「『いいとも!』があったら絶対に(レギュラーメンバーで)いるよね」という言葉だった。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)といえば、香取と草なぎが長年出演し、タモリをはじめとした多くの芸能人との輪を広げてきた場。
定期的にレギュラー陣が同じ場所に集まって、ゲストを招き楽しい時間を過ごし、そしてそれぞれの場で活躍しては「最近どう?」などと言いながらまた戻ってくる。そんな『いいとも!』のような、“ホーム”と呼べる空間に『ななにー』も育ってきたのかもしれない。
1998年には“ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ スペシャルバンド”として『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に出場した経験を持つキャイ~ンを筆頭に、EXITがCDデビューを果たし、みちょぱがタカアンドトシとのコラボしたユニット“バックドロップターメリックs”としてカレーソングを披露するなど、歌という面でも『ななにー』ファミリーとして表現の場が広がりつつあるのも楽しみだ。
3人にはまだまだ会って話してほしい人がいる、一緒に歌ってほしい人がいる。そんなNAKAMAの願いと共に続いていく『ななにー』。先が見えない未来をもワクワクさせてくれる3人を見守りながら。2022年はどんな出会いや再会が待っているのか、期待に胸が膨らむ一方だ。