乃木坂46 生田絵梨花、北野日奈子、久保史緒里、遠藤さくら……「#乃木坂ダンスプレイリスト」選曲に溢れる10周年の思い出

 乃木坂46のデビュー10周年を記念する初のベストアルバム『Time flies』の発売がいよいよ目前に迫ってきた。先日12月10日には東京タワーが一夜限定で乃木坂46仕様にライトアップされたり、東京メトロ全138駅にポスターが掲出されていたりと街が少しずつ乃木坂46色に。発売日に向けて過去最大規模のキャンペーンが展開中だ。

生田絵梨花 乃木坂46卒業記念メモリアルブック カノン

 中でもベストアルバムに因んだプレイリスト企画はこれまでにない試みと言える。SpotifyやApple Musicといった音楽ストリーミングサービスで公開されている「#わたしの乃木坂ベスト」は、乃木坂46全楽曲から全メンバーが選曲したそれぞれの個性が滲み出たプレイリスト。さらに、乃木坂46の公式YouTubeチャンネルと公式TikTokアカウントでは、全メンバーが乃木坂46の楽曲からそれぞれ踊りたいダンス曲を選んだ「#乃木坂ダンスプレイリスト」がリリース日までの15日間にわたって順次公開されている。

 その初日を飾ったのは今月末でグループを卒業する生田絵梨花。選曲は8thシングル『気づいたら片想い』収録の「ロマンスのスタート」だ。2014年にリリースされたこの楽曲は、今ではライブの常連曲に。ただ、パフォーマンスというよりかは、フロートなどに乗ってのファンサービスのイメージが強い楽曲でもある。改めて、こうしてじっくりとダンスを観るのは新鮮かつ、コメントにもある通りに「アイドルっぽい可愛さがある」この楽曲を生田が選曲しているのはどこか意外な印象だ。リリース当時は17歳だった生田も現在は24歳。先日放送の『2021FNS歌謡祭』(フジテレビ系)での特集映像とパフォーマンスを観ていても思ったことだが、今の生田はより可憐なオーラを纏っている。そんな生田が踊る「ロマンスのスタート」は、王道のアイドル的可愛さと上品さが同居した、彼女の成長が感じられるコンテンツだ。

久しぶりにこの衣装を着て キャピキャピひとりで踊るのはちょっぴり恥ずかしかったです😳by絵梨花 #乃木坂ダンスプレイリスト #生田絵梨花 #ロマンスのスタート #Timeflies #乃木坂46

 北野日奈子が選んだのは「君に贈る花がない」。中元日芽香、中田花奈、堀未央奈、寺田蘭世、北野の5人からなるサンクエトワールのユニット楽曲だ。本日12月12日をもって寺田がグループから卒業することによって、サンクエトワールもついに北野1人に。ある種、1人で踊ることに違和感が生まれない、ベストな選曲とも言える。寺田がかつて手の平に書いた「ひめたん大好き」のメッセージが物語っているように、オリジナルメンバーでの結束が強いユニットという印象もあるが、北野は「これからもずっと大切に歌われていくといいなぁ」とコメントにて願っている。また、北野は「#わたしの乃木坂ベスト」でも「君に贈る花がない」を選曲しており、彼女の乃木坂46としての物語の中でサンクエトワールが強く光を放っていたことが分かる。

メロディーも歌詞も全部が好きな曲です☺️皆で涙を流しながら踊った日を思い出します🐶by日奈子 #乃木坂ダンスプレイリスト #北野日奈子 #君に贈る花がない #Timeflies #乃木坂46

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