Juice=Juice 金澤朋子卒業コンサート 新メンバー含む10人でパフォーマンス、未来へ繋いだバトン

 アンコールは華やかな赤いドレスを纏って1人で登場した金澤。「あなたを想う帰り道」を繊細な歌声で披露。金澤のメンバーカラーであるりんご色のペンライトが、客席一面に輝き揺れる景色は美しく、ファンが彼女の卒業を祝っているように見えた。そして「続いていくSTORY」を10人でメンバーとともに披露。グループはまだ続いていくし、金澤も卒業したからと活動を終えるわけではない。そんな10人のストーリーは続くことを宣言しているように感じる。

 卒業についてのスピーチでは、子宮内膜症という病気が理由で卒業することを改めて話し、悔しい気持ちがあるものの自分で決めた選択を正解にするために精進していくと宣言した。そしてファンに「必ず、皆さんの前に帰ってきます」と笑顔で約束をした。そして残るメンバーから金澤への感謝の気持ちや想いが伝えられた。特に3代目リーダーに就任が決まった植村が、「私らしく頑張ってバトンを繋いていきます」と宣言しつつもリーダーに向いていないと自虐し、「私がリーダーになるので、安心しないでください!」とユーモアを交えて話す姿は印象的だった。この明るさとアットホームさがあるならば、今後のJuice=Juiceも心配ないはずだ。

 ラストは「未来へ、さあ走り出せ!」。最後のサビでは客席の電気も全て付き、彼女たちに明るい未来が待っていることを演出で表現しているようだった。最後に全員で挨拶してステージを去ったものの、ファンの拍手は鳴り止まない。ライブへの感動と金澤への感謝と労いの気持ちを、まだまだファンは伝え切れていないのだろう。その拍手に応えて再び出てきて挨拶したメンバー。金澤は最後、1人だけ残り「9年間、本当にありがとうございました。私はとても幸せ者でした。またお会いしましょう!」と挨拶して笑顔で去って行った。〈笑顔がちょっとでも多ければ世界は輝くんだ〉と彼女たちが歌っていた言葉に説得力を感じるような、涙より笑顔が溢れた卒業公演だった。きっと彼女たちの未来は明るいものになるはずだ。

※記事初出時、一部内容に誤りがございました。訂正の上、お詫びいたします。

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