EXILE TETSUYA、コーヒーマイスター初代アンバサダー就任 「コーヒーへの愛でここまで続けられた」

EXILE TETSUYA、コーヒーマイスター初代アンバサダーに

 EXILE TETSUYAがコーヒーマイスター初代アンバサダーに就任し、11月18日に就任式を行った。

 就任式はアジア最大規模のスペシャルティコーヒーイベント『SCAJ ワールド スペシャルティ コーヒー カンファレンス アンド エキシビション 2021』のイベント会場で行われた。11月17日・18日・19日の3日間、東京ビッグサイト青海展示棟Aホールにて2年ぶりに開催される同イベントは、「CONNECTING TO A SUSTAINABLE FUTURE」のテーマのもと約257ブースにおよぶコーヒー企業や生産者、コーヒー店などが出展。関連機械・器具等の展示や各種情報・品質に関するセミナー、日本各地で活躍するトップバリスタやロースターたちがその腕前を競うコーヒー競技会、コーヒー生産国の女性の活躍を描く映画の上映などのイベントが行われ、国内外から多くのコーヒー関係者が集まり賑わっていた。

 TETSUYAは2013年にコーヒーマイスターの資格を取得。その後エンタテインメントコーヒーショップ「AMAZING COFFEE」をプロデュースし、さまざまなイベントやオフィスへの出店、企業とのコラボレーション商品の取り組み、東京・中目黒をはじめとする5店舗を展開する活動が評価され、業界初の「コーヒーマイスターアンバサダー」として資格認知拡大とともにコーヒー文化の普及発展への役割が期待される。

 コーヒーマイスターとは、日本スペシャルティコーヒー協会が主催し、コーヒーに対する深い知識と基本技術の習得をベースとして、豊かなコーヒー生活が提供できるプロのコーヒーマンを認定する資格。2013年に始まり、現在5692名の取得者がいる。

 一般社団法人・日本スペシャルティコーヒー協会会長 菅野眞博氏からアンバサダー認定証と認定バッチが授与されると、TETSUYAは「2013年に資格取得した当時は、まさかこのような場所に立てると思っていませんでした」と感激。「この資格を取得してから、日に日にコーヒーへの愛情が深まって、いろんなことを学び、いろいろな仲間と出会って、自分の表現の可能性が広がったと感じています」と挨拶した。

 菅野会長はコーヒーマイスターの資格試験に来たTETSUYAについて「正直、ちゃんと勉強しないと受からないのでよく勉強されていた。本当にコーヒーが好きなんだなと思ったことを8年前だけど覚えていますね」と感心。TETSUYAは「あのときは試験だったのでガチガチに緊張していました。試験の前日はコーヒー仲間の友達と集まって徹夜で勉強した思い出があります」と照れながら振り返った。

 会場から「コーヒーを知ってからダンスや人生のパフォーマンスがどのように変わったか?」という質問が飛ぶと、「いろんなことが変化しました。まず飲み物として好きになったんですけど、そのうちドリップして人に振る舞うことが好きになりました。スタッフさんやメンバーなどに美味しいねって笑顔で飲んでもらうと、その作用だけで仕事が円滑になったり、自分の心が豊かになった。それによって僕のダンスがどんどん変化して、余裕のあるダンスになった。コーヒーとエンタテインメントの相乗効果を図れたことは自分の人生に大きかったと思います」と答えたTETSUYA。さらに「そんな効果をもたらしてくれたコーヒーに恩返ししていきたい」と意気込んだ。

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